エルトギャゥ(氷島語:Eldgjá)は、アイスランドカトラ火山にある割れ目火口英語版である。アイスランド語でEldgjá エルトギャゥとは、英語に直すと"fire canyon"、火の峡谷を意味している。同国の南部に位置するエルトギャゥとラキ火山、およびカトラと、それらで単一の火山システムの一部を構成している[1]

概要 エルトギャゥ, 標高 ...
エルトギャゥ
Thumb
標高 比高: 谷底より800メートル (2,625 ft) m
所在地 アイスランドの旗 アイスランド
位置 北緯63度58分00秒 西経18度36分33秒
山系 大西洋中央海嶺
種類 単成火山カトラ火山噴火割れ目(en)
プロジェクト 山
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関連地図

ランドマンナロイガルと、キルキュバイヤルクロイストゥルとの間に位置し、深さ270メートル、幅600メートルの偉容を誇るエルトギャゥは、世界最大の噴火割れ目である。アイスランドの地質火山学者、トールヴァルズル・トーロッドセンアイスランド語: Þorvaldur Thoroddsen)によって、1893年に発見された。記録に残る最初の噴火である934年噴火は、人類歴史上最大規模の洪水玄武岩であった。おおよそ18立方キロメートルの溶岩が地上にあふれだした[2]

峡谷の中にはオゥファィルフォスという名前のがある。滝の落ち口を渡す天然橋があることで有名だったが、雪融けによる増水で1993年に崩落してしまった。

関連項目

出典

外部リンク

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