エスタディオ・アノエタ

レアル・ソシエダのホームスタジアム ウィキペディアから

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エスタディオ・アノエタ西: Estadio Municipal de Anoeta)は、スペインバスク自治州ギプスコア県サン・セバスティアンにある多目的スタジアム。スポンサーシップ契約により、レアレ・アレーナ(Reale Arena)として知られる。収容人数は39,313人。サッカークラブのレアル・ソシエダのホームスタジアムであり、多くの場合サッカーの試合に使用される。2009-10シーズン以降、フランスのビアリッツに本拠地を置くラグビーユニオンクラブのビアリッツ・オランピックアヴィロン・バイヨネは、ハイネケン・カップのホームゲームを収容人数の多いアノエタで開催することもある[1][2][3]。サッカーの試合で使用されることが多いが、陸上トラックが併設されておりスタンドとピッチの距離が遠く、試合中に「冷めた」雰囲気が生じるため、スタジアムに対して不満を持つファンもいたが、陸上トラックの撤去を含む改修工事を行い、2019-20年シーズン途中よりサッカー専用スタジアムへ生まれ変わった。尚、このスタジアムはFCバルセロナが鬼門としていて、2007年から2017年までの10年間、このスタジアムで勝てていなかった。

概要 エスタディオ・アノエタEstadio de Anoeta レアレ・アレーナReale Arena, 施設情報 ...
エスタディオ・アノエタ
Estadio de Anoeta
レアレ・アレーナ
Reale Arena

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施設情報
所在地 スペイン サン・セバスティアン
位置 北緯43度18分4.96秒 西経1度58分25.02秒
起工 1991年
開場 1993年7月29日
修繕 2017年-2019年
所有者 サン・セバスティアン市議会
運用者 レアル・ソシエダ
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105 x 70m
建設費 2,100万ユーロ
使用チーム、大会
レアル・ソシエダ(1993 - )
レアル・ソシエダB(2021 - )
収容人員
39,313人
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歴史

1993年に開場し、サン・セバスティアン市が所有している。2004年、レアル・ソシエダのホセ・ルイス・アスティアサラン会長は、ギプスコアレナと呼ばれる計画を開始した[4]。収容人数を42,000人まで増加させることを意図する、2007年に完了予定の計画であり、計画には陸上トラックの撤去も含まれた。この計画ではまた、ホテル、ショップ、他の施設の建設なども意図していたが、提案はすぐにサン・セバスティアン市議会に否認された[5]

2007年末に向けて、レアル・ソシエダの会長候補だったイニャキ・バディオラは、サン・セバスティアン市に向けてスタジアムの買収を提案したが[6]、やはりすぐにサン・セバスティアン市議会に否認された[7]。2008年、会長となったバディオラは新たにふたつの提案を行い[8]、そのひとつは4年前のギプスコアレナに似通ったものだった。これらの提案はサン・セバスティアン市議会で検討されたが、2008年12月20日にバディオラは会長から退任した。続いて就任したホキン・アペリバイ会長はスタジアム改修の新たな試みを開始した。

脚注

外部リンク

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