ウォーム・ユア・ハート

アーロン・ネヴィルのアルバム ウィキペディアから

ウォーム・ユア・ハート』(Warm Your Heart)は、アメリカ合衆国の歌手アーロン・ネヴィル1991年に発表したスタジオ・アルバム。ネヴィルは、当時ネヴィル・ブラザーズが契約していたA&Mレコードとソロ名義での契約も交わして本作を発表した。

概要 『ウォーム・ユア・ハート』, アーロン・ネヴィル の スタジオ・アルバム ...
『ウォーム・ユア・ハート』
アーロン・ネヴィルスタジオ・アルバム
リリース
録音 1990年3月 - 1991年3月
ジャンル R&Bソウル
時間
レーベル A&Mレコード
プロデュース リンダ・ロンシュタットジョージ・マッセンバーグ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(ニュージーランド[1]
  • 12位(スイス[2]
  • 32位(スウェーデン[3]
  • 44位(アメリカ[4]
アーロン・ネヴィル アルバム 年表
Orchid in the Storm
(1985年)
ウォーム・ユア・ハート
(1991年)
ザ・グランド・トゥアー
(1993年)
テンプレートを表示
閉じる

解説

1989年にネヴィルとのデュエット・ソング「ドント・ノウ・マッチ」を大ヒットさせたリンダ・ロンシュタットがプロデュース、アレンジ、ボーカルで参加[5]。「クローズ・ユア・アイズ」はロンシュタットとのデュエットで、「ラ・ヴィ・ダンサンテ」はリタ・クーリッジとのデュエットである。

ネヴィルの母国アメリカではBillboard 200で44位、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは62位に達し[4]、1992年1月にRIAAによってゴールドディスクに認定され、1997年8月にはプラチナディスクに認定された[6]。ニュージーランドのアルバム・チャートでは3週連続で1位を獲得し、9週にわたりトップ10にとどまる大ヒットを記録した[1]

本作からのシングル「エヴリバディ・プレイズ・ザ・フール」はBillboard Hot 100で8位、『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位を獲得する大ヒットを記録した[4]

収録曲

  1. ルイジアナ1927 "Louisiana 1927" (Randy Newman) – 3:04
  2. エヴリバディ・プレイズ・ザ・フール "Everybody Plays the Fool" (J. R. Bailey, Rudy Clark, Ken Williams) – 4:25
  3. イット・フィールス・ライク・レイン "It Feels Like Rain" (John Hiatt) – 4:56
  4. サムホエア、サムバディ "Somewhere, Somebody" (Max Gronenthal, Andrew Kastner, Larry McNally) – 3:01
  5. ドント・ゴー・プリーズ・ステイ "Don't Go, Please Stay" (Burt Bacharach, Bob Hilliard) – 2:40
  6. ウィズ・ユー・イン・マインド "With You in Mind" (Allen Toussaint) – 3:32
  7. ザッツ・ザ・ウェイ・シー・ラヴズ "That's the Way She Loves" (A. Toussaint) – 4:45
  8. アンゴラ・バウンド "Angola Bound" (Aaron Neville, Charles Neville) – 4:32
  9. クローズ・ユア・アイズ "Close Your Eyes" (Chuck Willis) – 3:10
  10. ラ・ヴィ・ダンサンテ "La Vie Dansante" (Jimmy Buffett, Will Jennings, Michael Utley) – 3:21
  11. ウォーム・ユア・ハート "Warm Your Heart" (Tom Dowd, Ahmet Ertegun, Jerry Wexler) – 3:49
  12. アイ・ビッド・ユー・グッドナイト "I Bid You Goodnight" (Traditional) – 4:00
  13. アヴェ・マリア "Ave Maria" (Franz Schubert) – 4:41

ヨーロッパ盤ボーナス・トラック

  1. "House on a Hill" (Aaron Neville) – 3:57

他メディアでの使用例

本作に収録された「アヴェ・マリア」は、1993年にアメリカ映画生きてこそ』のサウンドトラックで使用され[7]、日本では2000年から2002年にかけて日産・ブルーバードシルフィコマーシャルソングとして使用された[8]

参加ミュージシャン

脚注

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.