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イルデフォンス・リマ・ソラ(Ildefons Lima Solà、1979年12月10日 - )は、アンドラの元サッカー選手。元アンドラ代表で最多出場記録および最多得点記録の保持者。現役時代のポジションはディフェンダー。
FCアンドラからデビューし、セグンダ・ディビシオンB(3部相当)とテルセーラ・ディビシオン(4部相当)で1シーズンずつプレーした。1999-2000シーズンはセグンダBのRCDエスパニョールBで、2000-01シーズンはテルセーラのUEサン・アンドレウでプレーし、2001-02シーズンはギリシャのイオニコスFCとメキシコのCFパチューカで半年間ずつプレーした。2002年夏にスペインに戻り、セグンダ・ディビシオン(2部)のUDラス・パルマスで半年間プレー。やはりセグンダのポリデポルティーボ・エヒドとセグンダBのラージョ・バジェカーノでもプレーした。2005年夏にイタリア・セリエB(2部)のUSトリエスティーナに移籍し、しばしばフォワードとして起用された。2006年夏にセンターバックのレギュラーふたりが移籍したことで、残りのシーズンをレギュラーとして過ごした。30歳となった2009年にはスイス・スーパーリーグのACベリンツォーナに移籍し、2シーズンで45試合に出場。2011-12シーズンは再びトリエスティーナでプレーし、2012年夏には母国のFCアンドラに復帰した。
1997年6月22日、エストニア戦(0-4)において17歳6ヶ月12日でアンドラ代表デビューを果たした。
2000年9月2日、2002 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のキプロス戦(2-3)で公式戦初得点となる得点を挙げた。この試合は、1996年から国際大会に参加しているアンドラ代表が1試合で複数得点を挙げた最初の試合である[1]。
2001年4月25日、ダブリンで行われた同予選のアイルランド共和国戦(1-3)では先制点を挙げた。この得点は、アンドラ代表がFIFAワールドカップ予選のアウェーゲームで挙げた初の得点となった。
2004年以降は警告を受けることが多く、2006 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では2度の退場処分を受け、UEFA EURO 2012予選でも1度の退場処分を受けた[2]。
40歳を過ぎても代表出場を続け、2019年11月には世界最長(期間)の代表選手としてギネス認定された[3]。
2023年9月12日、UEFA EURO 2024予選のスイス戦(0-3)に43歳9ヶ月2日で出場したのを最後にアンドラ代表を引退した[4]。その代表キャリアは26年間という長さであった。
兄のアントニ・リマ・ソラはディフェンダーとしてプレーした元サッカー選手であり、主にスペインの下部リーグでプレーした。イオニコスでは兄弟そろってプレーした。
# | 日付 | 場所 | 相手 | スコア | 最終結果 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|
1. | 1997年6月22日 | クレサーレ | エストニア | 1–3 | 1–4 | 親善試合 |
2. | 2000年9月2日 | アンドラ・ラ・ベリャ | キプロス | 2–1 | 2–3 | 2002 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
3 | 2001年4月25日 | ダブリン | アイルランド | 1–0 | 1–3 | 2002 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
4. | 2002年3月27日 | タカーリ | マルタ | 1–0 | 1–1 | 親善試合 |
5. | 2008年6月4日 | アンドラ・ラ・ベリャ | アゼルバイジャン | 1–1 | 1–2 | 親善試合 |
6. | 2009年2月11日 | カウナス | リトアニア | 1–2 | 1–3 | 親善試合 |
7. | 2009年6月9日 | フロドナ | ベラルーシ | 1–5 | 1–5 | 2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
8. | 2014年9月9日 | アンドラ・ラ・ベリャ | ウェールズ | 1–0 | 1–2 | UEFA EURO 2016予選 |
9. | 2014年10月13日 | アンドラ・ラ・ベリャ | イスラエル | 1–1 | 1–4 | UEFA EURO 2016予選 |
10. | 2015年10月10日 | アンドラ・ラ・ベリャ | ベルギー | 1–2 | 1–4 | UEFA EURO 2016予選 |
11. | 2017年2月22日 | セラヴァッレ、サンマリノ・スタジアム | サンマリノ | 1-0 | 2-0 | 親善試合 |
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