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イアン・ホッダー(Ian Hodder、1948年11月23日 - )は、ブリストル生まれのイギリスの考古学者。またポスト・プロセス考古学のパイオニアでもある[1]。2008年の時点で彼はスタンフォード大学の人類学部の教授である。
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ホッダーは中央アナトリア(今日のトルコ)にある9000年前の新石器時代の遺跡「チャタル・ヒュユク」の発掘などの仕事を手がけている。彼は「チャタル・ヒュユク発掘プロジェクト」の監督である。このプロジェクトは遺跡を保護維持し、出土したままの状態で一般公開するものである。彼は発掘における非実証主義なアプローチの影響について探究してきた。このアプローチでは発掘者それぞれが遺跡にそれぞれの解釈をする機会を与えることを目標としている。
彼は1971年、ロンドン大学で先史考古学を専攻し、1974年、ケンブリッジ大学で博士号を取った。その後1974年から1977年までリーズ大学で教え、1999年までケンブリッジ大学で教鞭をとった。1999年スタンフォード大学に移った。1996年にはブリティッシュアカデミーのフェローに選ばれている。
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