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アン・シャーリー (アニメ)
日本のテレビアニメ作品 ウィキペディアから
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『アン・シャーリー』(英: Anne Shirley)は、L・M・モンゴメリによる長編小説『赤毛のアン』を原作としたアンサー・スタジオ制作による日本のテレビアニメ作品。2025年4月5日よりNHK Eテレにて放送中[3]。
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1979年に放送された世界名作劇場『赤毛のアン』から始まり、赤毛のアンを原作としたテレビアニメ作品としては『こんにちは アン 〜Before Green Gables』以来となる本作は、老兄妹のマリラとマシュウに引き取られた孤児のアンが少女から女性へと成長していく過程を「アンとマリラ、マシュウという新しい家族の絆」「アンとダイアナの友情」「アンとギルバートのロマンス」の3つの柱から物語を描いていく[3]。
作品のキャッチコピーは「“想像すること、とめられない。”「赤毛のアン」を知る人も、知らない人も、すべての人たちへ。」[4]。
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あらすじ
プリンス・エドワード島に位置するグリーン・ゲイブルズに、孤児である11歳の少女アン・シャーリーが引き取られる。本来、老兄妹であるマシュウ・カスバートとマリラ・カスバートは、男児を望んでいたが、手違いによりアンが送られてきた。兄のマシュウはアンを家に迎えることを望み、当初は孤児院へ返す意向であったマリラも、アンの境遇を知り、引き取ることを決める。アンはグリーン・ゲイブルズでの生活の中で、学業上の競争相手となるギルバート・ブライスや、生涯の友人となるダイアナ・バーリーと出会う。また、クラスメイトや教師、地域住民との交流を経て、多くの経験を積みながら成長していく。少女アン・シャーリーが、ひとりの女性として成熟していく過程が描かれる。
登場人物
- アン・シャーリー
- 声 - 井上ほの花[5]
- 本作の主人公。
- マリラ・カスバート
- 声 - 中村綾[5]
- マシュウ・カスバート
- 声 - 松本保典[5]
- ギルバート・ブライス
- 声 - 宮瀬尚也[5]
- ダイアナ・バーリー
- 声 - 宮本侑芽[5]
- J.A.ハリソン
- 声 - 太田光[6]
- レイチェル・リンド
- 声 - 斉藤貴美子
- スペンサー夫人
- 声 - 中村千絵
- フローラ・ジェーン
- 声 - 千本木彩花
- ブリュエット夫人
- 声 - 田村聖子
- 駅長
- 声 - 石住昭彦
- エリザ・バーリー
- 声 - 前田玲奈
- ベル牧師
- 声 - 辻井健吾
- 教会の女の子たち
- 声 - 百冨芽衣、唯野あかり、小針彩希、倉西希奈、仁見紗綾
- ジェーン・アンドリュース
- 声 - 菊池紗矢香
- ルビー・ギリス
- 声 - 雨宮天
- ジョシー・パイ
- 声 - 笹森亜希
- メアリー・ベル
- 声 - 仁見紗綾
- テディ・フィリップス
- 声 - 丹沢晃之
- ジミー・グロヴァ
- 声 - 石毛翔弥
- チャーリー・スローン
- 声 - 沢城千春
- キャリー・スローン
- 声 - 中野さいま
- ミニー・メイ・マクファーソン
- 声 - 西川知奈美
- ムーディー・スパージョン・マクファーソン
- 声 - 虎島貴明
- エラ・メイ・マクファーソン
- 声 - 橘杏咲
- 医者
- 声 - 菊本平
- 女子生徒
- 声 - 中野さいま
- ミュリエル・ステイシー
- 声 - 折笠富美子
- アラン夫人
- 声 - 氷上恭子
- ウィリアム・バーリー
- 声 - 丹沢晃之
- フレッド・ライト
- 声 - 竹内一希(まんじゅう大帝国)
- 医者
- 声 - 菊池康弘
- 店員
- 声 - 西川知奈美
- ジュラルダイン
- 声 - 仁見紗綾
- バートラム
- 声 - 虎島貴明
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スタッフ
- 原作 - モンゴメリ著・村岡花子訳「赤毛のアン」シリーズ[1] 『赤毛のアン』『アンの青春』『アンの愛情』[4]
- 監督 - 川又浩[1]
- シリーズ構成 - 高橋ナツコ[7]
- キャラクターデザイン - 土屋堅一[1]
- サブキャラクターデザイン - 渡辺裕二
- 美術監督・設定 - 工藤ただし[6]
- 色彩設計 - 久力志保[6]
- 撮影監督 - 齋藤真次[6]
- CGディレクター - 嶋崎篤士
- 編集 - 白石あかね、松原理恵
- 音響監督 - 小泉紀介[6]
- 音響効果 - 出雲範子
- 音楽 - 大島ミチル[6]
- OP / EDアニメーション 絵コンテ・演出 - 山田尚子[8]
- チーフプロデューサー - 中山佳子、高瀬透子、木曽由香里、金野沙矢香[注 1]
- シニアプロデューサー - 松下洋子
- プロデューサー - 佐藤茂彦、中谷真実、栗山郁弘
- アニメーションプロデューサー - 澤田恭介
- アニメーション制作 - アンサー・スタジオ[1]
- 制作・著作 - アン・シャーリー製作委員会[注 2]
製作
監督を務めるアンサー・スタジオの川又浩は、本作のアニメ化決定時の心情として「最初お話を伺った時は率直に驚いた」と述べており、「私自身も好きなタイトルなのでとても嬉しかったのですが、世界中の方々に愛されている作品ですので、楽しみや喜びよりもプレッシャーが大きかったのが正直な感想です。」と語っている[1]。
本作のアニメ化における表現に関して、川又は「過去にアニメや実写、舞台など多くの作品がありますから人それぞれのアン・シャーリー像があると思います。今回はそのイメージにとらわれずもう一度原作と向き合い、自分なりの解釈でアンを表現してみました。」と語っている[1]。
本作のキャラクターに込めた思いとして、キャラクターデザインを務めるアンサー・スタジオの土屋堅一は以下のように語っている。
今回デザインをするにあたり、原作や資料等色々見ましたが、一番見返したのはその時すでにあった監督の1話ラフコンテです。とても表情豊かなキャラクターがそこにはいて、それらを表現するためにはどういうデザインにしたら良いか考えました。各キャラクターの個性をだしつつも、生き生きとしたキャラクターになるよう、監督のイメージしている世界観に近づけられるようにデザインをしていきました。また、アニメーターの皆さんにも楽しんで表現していただけるようなキャラクターになればと思いデザインしました[1]。
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主題歌
- 「予感」[7]
- とたによるオープニングテーマ。作詞・作曲はとた。編曲は出羽良彰。
- 「heart」[9]
- Laura day romanceによるエンディングテーマ。作詞・作曲は鈴木迅。
各話リスト
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漫画
『B's-LOG COMIC』(KADOKAWA)Vol.144より、モンゴメリ著・村岡花子訳『赤毛のアン』シリーズを原作とし、アニメーションシリーズ『アン・シャーリー』を構成とした、星窪朱子によるコミカライズが2025年1月5日より連載中[2]。
脚注
外部リンク
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