アンヌ・ケフェレック
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アンヌ・ケフェレック(Anne Queffélec, 1948年1月17日 - )は、パリ生まれのフランスのピアニスト。
経歴
父親は作家のアンリ・ケフェレック(Henri Queffélec)。弟ヤン・ケフェレック(Yann Queffélec)も有名な作家であり、その妻のブリジット・エンゲラーは義妹。5歳でピアノの演奏を始め、1964年にパリ音楽院に入学。1965年にピアノで、1966年には室内楽でそれぞれプルミエ・プリ(1等賞)をとる。
その後、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームス、アルフレート・ブレンデルに師事し、1968年にはミュンヘン国際音楽コンクールで優勝[1]した。翌年の1969年には、リーズ国際ピアノ・コンクールにて第5位に入賞(その年の優勝者はラドゥ・ルプであった)[2]。それ以後も、国際舞台の中心で演奏をつづけ、経歴を重ねる。
ソロのコンサート・ピアニストとして有名であるばかりではなく、室内楽の分野でもよく知られている。彼女と共演したのは、カトリーヌ・コラール、ピエール・アモイヤル、フレデリック・ロデオン(Fréderic Lodéon)、イモージェン・クーパーなどである。
ヴァージン、エラート、ambroisieなどに録音も少なくない。1990年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジク(フランス音楽業界賞)で年間最優秀演奏家賞を受賞。
備考
関連項目
外部リンク
脚注
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