アンシ・コイブランタ

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アンシ・コイブランタ

アンシ・コイブランタ(よりフィンランド語に近い表記ではアンッシ・コイブランタAnssi Koivuranta, 1988年7月3日 - )は、フィンランド北ポフヤンマー県クーサモ出身のノルディック複合選手、スキージャンプ選手。2006年トリノオリンピック4x5km団体で銅メダルを獲得した。2010-2011シーズンからスキージャンプに転向した。

概要 獲得メダル, フィンランド ...
獲得メダル
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アンシ・コイブランタ
 フィンランド
男子 ノルディック複合
オリンピック
20064 x 5 km 団体
ノルディックスキー世界選手権
20074 x 5 km 団体
200715 km 個人
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プロフィール

コイブランタは6歳の時にスキージャンプを始め、8歳の時ノルディック複合を始めた。

2003年3月に地元クーサモで開催されたノルディック複合・ワールドカップBの大会にデビュー、翌シーズンのノルディックスキージュニア世界選手権ノルウェーストリュン)個人スプリントで銅メダルを獲得し、頭角を現した。

同年3月にノルディック複合・ワールドカップにデビューした。翌2004-2005シーズンは1月30日に札幌のワールドカップで自身初の3位になるなど総合でも21位に躍進、ジュニア世界選手権個人グンダーセンと純ジャンプ団体で銅メダルを獲得した。

17歳で出場した2006年のトリノオリンピックでは個人グンダーセン25位、個人スプリント11位、4×5km団体ではアンティ・クイスマヤッコ・タルスハンヌ・マンニネンとともに銅メダルを獲得した。

2007年のノルディックスキー世界選手権(札幌)の団体(ヤッコ・タルスハンヌ・マンニネンヤンネ・リューナネン)で金メダルを獲得。15km個人でも3位に入り、銅メダルを獲得した。同年のジュニア選手権では個人グンダーセンで金メダル、個人スプリントで銀メダルを獲得、またワールドカップ総合では7位となった。

2008-2009シーズンはワールドカップで7勝をあげて総合優勝を達成したが、2009年ノルディックスキー世界選手権では個人マススタート、個人ノーマルヒルともに4位とメダルに一歩届かなかった。

コイブランタはクロスカントリースキーよりジャンプの方を得意とし、2009年にはプラニツァで練習ラウンドに214.5mを記録した。

2010年バンクーバーオリンピックでは個人ノーマルヒル8位、団体7位に終わり、ワールドカップでも総合11位に終わった。

シーズン終了後、マイコプラズマ肺炎を患い、クロスカントリースキーのトレーニングが困難になったことから純ジャンプに転向、ナショナルチーム入りして、2011年ノルディックスキー世界選手権では個人ノーマルヒルで10位、スキージャンプ・ワールドカップ総合40位となった。

ワールドカップ勝利

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日付 開催地 開催国 種目
ノルディック複合・ワールドカップ
1.2008年11月30日クーサモフィンランドグンダーセン
2.2008年12月7日トロンハイムノルウェーグンダーセン
3.2008年12月28日オーバーホーフドイツグンダーセン
4.2009年1月4日ショーナッハオーストリアグンダーセン
5.2009年2月1日ショーヌーヴフランスグンダーセン
6.2009年2月14日クリンゲンタールドイツグンダーセン
7.2009年3月14日ヴィケルスンノルウェーグンダーセン
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出典

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