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アブドゥ・ディウフ(Abdou Diouf、1935年9月7日 - )は、セネガル共和国の政治家。同国大統領、首相などを歴任した。
セネガル(当時はフランス領西アフリカの一部であった)のルーガで生まれた(父はセレール族、母はプル族)。小中学校をサンルイで学んだ。ダカールで法学を学んだ後、パリのフランス海外領国立学校(Ecole nationale de la France d'Outre-Mer :ENFOM)に学び1960年修了した。
1963年、ディウフはサンゴール大統領の下でセネガル政府高官となり、1968年から1979年まで計画・産業大臣を務め、1970年2月に1962年12月以来廃止されていた首相に任命された。
さらにサンゴール大統領勇退の後、セネガルの第2代大統領に就任(1981年1月1日)し1983年、1988年、1993年に再選された。1996年フランス語圏大賞受賞[1]。1998年キング・ファイサル国際賞イスラーム奉仕部門を受賞。
ディウフはセネガルの声を世界に広めることに尽くした。
ディウフは2000年3月19日、大統領選の決選投票でアブドゥライ・ワッドに敗れ、それ以降、妻のエリザベスとともにフランスに在住している。
2002年10月20日、ディウフはフランス語圏国際機構(Organisation internationale de la Francophonie)の第2代事務総長に選出されている(初代はエジプトのブトロス・ブトロス=ガーリ(1997年-2002年))。 2003年より2014年までフランコフォニー国際機関の事務総長を務めた。
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