中世が起源とされるアイルランドのハープ ウィキペディアから
アイリッシュハープ(原名:Clàrsach)は、弦鳴楽器の一種。ケルティックハープと呼ばれることもあるが名称の誤用である。
近代のハープが開発される前は広く用いられていた。元々はアイルランドのハープで、12世紀頃から存在していた。18世紀頃一時途絶えたが、19世紀にダブリンで復元された。弦は普通のハープとは違って、金属でできている。
通常のコンサートハープはCをC#にする際にペダルですべてのCを半音上げてしまうが、アイリッシュハープはシャーピングレバー[1][2][3]を操作した弦のみ半音上げることができるため、この装置を利用した複雑な和声が達成できることが知られている。
伝統的なシャーピングレバーのないダイアトニック・アイリッシュハープも市販されている。
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