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へびつかい座ラムダ星
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へびつかい座λ星(へびつかいざラムダせい、λ Oph / λ Ophiuchi)は、へびつかい座の恒星で4等星。
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概要
A型主系列星2つによる連星だが、地球からはわずか1秒しか離れて見えず、分離して見ることは困難である[7]。2つの星は、平均距離46au(近点18au、遠点68au)の細長い軌道を129年の周期で互いに周回している。2つの星の軌道の観測結果と恒星進化論による質量の推測から、さらに他の連星が存在することが示唆されており、地球から約2分離れたところに見える11等星のK型主系列星が候補として挙げられている[7]。仮にこの恒星が連星系の一員であるとすると、中央の2つの連星からは少なくとも6,100auの軌道を185,000年以上かけて周回していることとなる[7]。
名称
固有名のマルフィク[2] (Marfik[3][4]) は、アラビア語で「肘」を意味する al-marfiq に由来する[3]。これはヘルクレス座κ星と同じ語源である。中世に、アラビア語訳された『アルマゲスト』からラテン語に訳された際にfとsを誤って marsic とされたこともあるが、近年に綴りが改められている[3]。2016年9月12日、国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Marfik をへびつかい座λ星の固有名として正式に承認した[4]。
脚注
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