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『ひとの不幸は蜜の味』(ひとのふこうはみつのあじ)は、1994年1月11日から3月22日まで、TBS系列で放送されていたテレパック、TBS制作のテレビドラマである。
少女漫画業界の裏側を描いたコメディ。
信頼していた人間に裏切られ、仕事と恋人を奪われ、どん底に落ちた女性漫画家が、周囲の助力を借り再生・人間としても成長していくというストーリー。
くればやし繭子(大竹しのぶ)は、かつては一世を風靡した人気少女漫画家で、30歳を過ぎてから落ち目気味。担当編集者・小田切(村田雄浩)との結婚に一縷の望みをつないでいた。
繭子はある時、体調不良により原稿を一つ落とし、その代替作品として掲載された新人漫画家「牧原ゆま」の作品が大評判となる。落ち込む繭子だが、実は「牧原ゆま」の正体は繭子のチーフアシスタント・青木恵(相楽晴子)であった。恵は以前から小田切に好意を持っており、繭子から小田切を略奪しようと策略をめぐらす。
そして迎えた繭子と小田切の結婚式当日。恵の策略が功を奏し、小田切は繭子を裏切り恵の元へ去る。そしてその時、繭子は初めて恵が「牧原ゆま」である事を知ったのだった。
漫画家として絶好調の恵(牧原ゆま)に比べ、小田切との破局・掲載誌での連載打切り等が重なり落ちぶれた繭子。ゼロからやり直す覚悟で読切で新作を執筆するが、恵(牧原ゆま)の圧力がかかり、掲載が見送られる。
他の雑誌社に足を運ぶも「くればやし繭子」の名が大きすぎて仕事を貰えず、ペンネームを吉田萌に変え「くればやし繭子」の正体を隠すことで、なんとか双文社に採用される。だが同社の少女漫画雑誌スイートピーは恵(牧原ゆま)と小田切が仕切っている雑誌だった。
どん底に陥った繭子だったが義母の小百合(泉ピン子)・アシスタントの里子(清水美砂)の力を借りて、また漫画家として再出発を果たしていく。
TBS系 火曜21時台 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ひとの不幸は蜜の味
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