ばんえいプリンセス賞

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ばんえいプリンセス賞(ばんえいプリンセスしょう)は、帯広市が帯広競馬場で開催するばんえい競馬競走。出走表での名称は「サッポロビール杯 ばんえいプリンセス賞」と表記している。

概要 ばんえいプリンセス賞, 開催国 ...
ばんえいプリンセス賞
開催国 日本
主催者 帯広市
競馬場 帯広競馬場
創設 1977年10月22日
2020年の情報
距離 ばんえい200m
格付け 準重賞
賞金 1着賞金60万円
出走条件 4歳牝馬
負担重量 別定
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正賞はサッポロビール株式会社賞(2020年)[1]

概要

3歳牝馬による重賞競走として1977年に創設。重賞競走だった当時、ばんえいグレードはBG3に格付けされていた。

1989年より特別競走に格下げされたのち、2007年(第31回)より再び重賞に格上げされたものの、2010年より再び特別競走に格下げ。2012年度(第36回)以降は3歳世代(明け4歳)の牝馬による特別競走として、1月に施行。回次は特別競走として施行している期間も含め、そのまま通算している。

2017年度(2018年)の時点では特別競走として施行していた[2]ものの、2018年度(2019年)に準重賞となっている[3]

競走条件

以下の内容は、2019年度(2020年)のもの[4]

  • 出走資格:4歳牝馬。通算収得賞金順に編成する。
  • ばんえい重量:別定。オープン馬は700kgで、1重量格下がるごとに10kg減量される。

賞金

2019年度(2020年)の1着賞金は60万円で、以下2着16万8000円、3着8万4000円、4着4万8000円、5着3万円[1]

歴代優勝馬

1989年-2006年および2010年以降は特別競走として施行しているため、ここでは重賞競走として施行したもののみ記載する。

馬齢表記は2000年までが旧表記、2001年以降は現表記。

さらに見る 回数, 施行日 ...
回数施行日開催地天候馬場
水分
優勝馬性齢ばんえい
重量
タイム優勝騎手管理調教師
第1回1977年10月22日帯広0.0%キヨヒメ牝46702:03.5山田林正男
第2回1978年8月13日岩見沢0.0%ヒメテツリ牝46501:51.8山田日詰
第3回1979年8月15日岩見沢0.0%ヒメホマレ牝46001:56.7山本正彦(上フ)山本幸一[注 1]
第4回1980年8月16日帯広2.9%シユンホース牝46201:47.9水上木村
第5回1981年8月9日岩見沢6.0%タカラヨシウメ牝46501:40.8尾ヶ瀬馨辻本誠作
第6回1982年8月29日帯広5.6%ホマレエース牝46402:00.5木村中條
第7回1983年8月20日岩見沢4.6%キンセイヒメ牝46501:36.4工藤篤(東川)山本幸一
第8回1984年8月5日帯広1.4%タニノヒメリユー牝46402:18.8千葉均坂本
第9回1985年7月21日岩見沢0.8%ミネノタカヒメ牝46402:19.4藤本匠中西関松
第10回1986年7月20日岩見沢2.5%ミスカチドキ牝46502:06.9藤本匠西邑春夫
第11回1987年8月23日帯広3.9%アズマローラ牝46402:06.1岩瀬和幸岩瀬
第12回1988年9月18日北見1.4%ミネノセーカ牝46702:39.2久田守水上勲
第13回-
第30回
この間は特別
競走として施行
第31回2007年9月17日帯広6.1%ペガサスプリティー牝36301:21.9西弘美山田勇作
第32回2008年9月15日帯広3.7%ニシキエース牝36502:07.1松田道明金田勇
第33回2009年9月21日帯広4.8%ワタシハキレイズキ牝36501:41.7鈴木恵介皆川公二
第34回
以降
特別競走として施行
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関連項目

脚注

  1. 同姓同名調教師が2名いたため出身地で区別した。「東川」は東川町、「上フ」は上富良野町

出典

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