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『なぜか、ドラキュラ』は、日本テレビ系列にて1984年10月8日から1985年1月7日まで(1984年12月31日は、特別番組のため放送休止)毎週月曜日の21:00 - 21:54(JST)「月曜スター劇場」にて放送されていたテレビドラマである。当時の連続ドラマでは珍しくステレオ放送が実施されていた。タモリの民放連続ドラマ初主演作である。[注釈 1]
ある日、雑誌記者の徳丸礼一と工藤が交通事故にあい輸血を受ける。二人は、互いに少しずつ心身に異常をきたし、手にコウモリのようなアザ(マーク)が現れるようになり、人の血が吸いたいという欲望が生まれてきた。原因を探ると、どうやら事故が原因らしいと二人は再会し、症状を伝え合う。実は、輸血された血液の中に、人間を吸血鬼化させるウイルスが混入していたことが判明する。
吸血された人間は、吸血鬼化するため、吸血の連鎖を生む。このままでは人類が皆、吸血鬼になってしまう。なんとか一線を越えないように(人の血を吸わないように)と、徳丸の友人の金子医師や、すでに吸血鬼化していた小松達を味方につけ、悪に手を染めた吸血鬼を退けながら、徳丸と工藤は奮戦する。
ほか
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 |
---|---|---|---|---|
第1話 | 1984年10月8日 | 発病 | 松木ひろし | 田中知己 |
第2話 | 1984年10月15日 | 発作 | ||
第3話 | 1984年10月22日 | 吸血 | 布勢博一 | 吉野洋 |
第4話 | 1984年10月29日 | 宣告 | 松木ひろし | |
第5話 | 1984年11月5日 | 俺は視た…! | 田中知己 | |
第6話 | 1984年11月12日 | 入りました、吸血保険 | ||
第7話 | 1984年11月19日 | 決闘! ドラキュラ軍団 | ||
第8話 | 1984年11月26日 | 天国からの電話 | 布勢博一 | 細野英延 |
第9話 | 1984年12月3日 | 降って来た特ダネ! | ||
第10話 | 1984年12月10日 | 噛むのはお止め | 水谷竜二 | 細野英延 |
第11話 | 1984年12月17日 | 世間に知れた! | 松木ひろし | 中山史郎 |
第12話 | 1984年12月24日 | 逮捕、脱獄、真犯人… | 布勢博一 | 細野英延 |
最終話 | 1985年1月7日 | 本物を倒せ! |
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