とりしも
日本のイラストレーター ウィキペディアから
とりしも(1973年 - 2017年2月20日)は、日本のイラストレーター。男性[1]。新潟県出身。
とりしも | |
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プロフィール | |
生誕 |
1973年 日本・新潟県 |
死去 |
2017年2月20日(44歳没) 日本・新潟県 |
サークル | 修羅場計画 |
公式サイト | Unplanned Plot |
代表作 | |
一般ゲーム | 萌え萌え大戦争☆げんだいばーん++(オリガ) |
アダルトゲーム |
North Wind(儚、佳暖、水澄) Green Strawberry(桜子) |
挿絵 |
撲殺天使ドクロちゃん 森口織人の陰陽道 |
漫画 |
ぼくたちのみなみさん ぼくたちのみなみさん2 |
来歴
1973年、新潟県にて出生[2][3][注 1]。1997年、C53に個人サークル「修羅場計画」として参加し[6]、2016年のC91まで断続的に参加していた[7]。ゲーム制作に関わりたいと思い上京し、関連会社に就職するも、不幸が重なり制作物が発売される前に会社がなくなる[2]。
その後、とりしものウェブページを見た担当から連絡があり、2002年8月の『電撃hp』Vol.19『VISUAL WEAPON』コーナーで商業誌デビュー[2][8]。2003年、おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』の挿絵、イラストを担当。最初に持ったイメージは「なんつー題名だ」だという[2]。その後は登場人物である「南さん」がお気入りであることが語られている[2]。その思いが叶ってか、2006年には「南さん」を主人公にした4コマ漫画『ぼくたちのみなみさん』を『電撃hp』にて開始。掲載誌の休刊で終わったものの、『電撃文庫MAGAZINE プロローグ2』にて『ぼくたちのみなみさん2』となって再開し、本編である小説が終了後も連載した。2008年、おかゆまさき『森口織人の陰陽道』の挿絵、イラストを担当。
2007年からはカードゲーム『ハヤテのごとく!TCG』にイラストを提供。その後も『Weiß Schwarz』や『カードファイト!! ヴァンガード』へと提供した。
挿絵やイラスト以外にも2004年には『North Wind』、2010年には『Green Strawberry』とゲームの原画も担当しており、当初の思いであるゲームの制作に関わりたいという思いを成し遂げている。
2017年3月3日、活動初期の頃に「修羅場計画」へ委託していた個人サークル「県央高速交通」から2月20日に急逝したことが報告された[9][5]。通夜、葬式は2月23日、24日に本名名義で執り行われた[5][9]。その後、3月10日に電撃文庫編集部からも発表された[3]。満44歳没[3]。
作品
小説挿絵
ゲーム原画
- North Wind(DreamSoft、「儚」「佳暖」「水澄」(原画)、2004年)
- Green Strawberry(LOVERSOUL、「桜子」(原画)、2010年)[10]
- 風ヶ原学園スパイ部っ!(Sputnik、「花梨」「唄」「郁美」「咲子」関連(原画)、2010年)[10]
- 萌え萌え大戦争☆げんだいばーん++(システムソフト・アルファー、「オリガ」(キャラデザ・原画)、2012年)[7]
- 波間の国のファウスト(bitterdrop、「サラ」「カナタ」ほか(原画)、2012年)[7]
イラスト
カードゲーム
- ハヤテのごとく!TCG (KONAMI)
- エントリー 第1弾「絶叫! 海辺でサマーソルトキック!!」(2007年、「ナギ」)
- ブースター 第2弾「湯けむり!あきらめきれない温泉卓球!」(2007年、「マリア」)
- ブースター 第3弾「アウト?セーフ?真冬のゲレンデ野球拳!!」 (2007年、「ヒナギク」)
- ブースター 第4弾「パジャマ!寝起きで百烈まくら投げ!!」(2008年、「咲夜」)[11]
- ブースター 第5弾「初鰹!プールサイドでフィッシュオン!!」(2008年、「ヒナギク」)[11]
- スペシャルブースター「世界の制服」 (2008年、「ナギ」)[11]
- ブースター 第6弾「栗ごはん!紅葉をたずねてハンティング!!」(2008年、「ヒナギク 」)[11]
- ブースター 第7弾「苺パフェ!ネコみみルックで初デート!!」(2008年、「マリア」)[11]
- ブースター 第8弾「桜もち!バニースーツでひざまくら!!」(2009年、「愛歌」)
- ブースター 第10弾「秋のナイショ」 (2009年、「ハヤテ」)
- スペシャルレジェンドブースター「世界の水着」2009年、「ヒナギク」)
- ブースター 第11弾「冬のオネガイ」(2009年、「伊澄」)[10]
- Weiß Schwarz(ブシロード)
- カードファイト!! ヴァンガード(ブシロード)
トレーディングカード
ソーシャルゲーム
その他
- Sound Catalog Millennium(ProjectS2001年、同人音楽CD)[13]
- クリケット チラシイラスト(2002年)[14]
- AugusticHoliday チラシイラスト(2003年)[15]
- クリケット2 チラシイラスト(2004年)[16]
- おしかけおさなづま3 -Unintended three little wives- 初回封入特典「おしかけおさなづまのおまけ本」ゲストイラスト(ロール、2005年)[11]
- 盗んでmy Heart 初回特典ビジュアルブックレット 応援イラスト(LOVERSOUL、2005年)[11]
- ひぐらしのなく頃に ビジュアルファンブック(一迅社、2005年)[11]
- コンプティーク 2005年7月号 美少女イラストミュージアム(角川書店、2005年)[11]
- コレクションタペストリー SP005 TYPE-MOONver. 翡翠&琥珀(とらのあな、2009年)
- けいおん! アンソロジーコミック 第3巻(芳文社、2010年、表4)[10]
- メガミマガジン クリエイターズ vol.22(学研、2010年)[10]
- オリジナルマイクロファイバータオル 2011(とらのあな、2011年)[7]
- オリジナルiPhone5ケース No.141、No.142(とらのあな、2012年)[7]
- バトラン絢爛姫章〜銃火器編〜(とらのあな、2011年、「COLT PYSON」)[7][17]
- 魔法少女まどか☆マギカ the illustrated book(芳文社、2013年、「仁絵」「まどか」)[7]
- Earphone Girls Collection 2015(サエクコマース、2015年、『DynamicMotion』購入者プレゼントキャンペーン)[7]
4コマ漫画
- ぼくたちのみなみさん(電撃hp、Vol.44 - Vol.50、2006年 - 2007年)
- ぼくたちのみなみさん2(電撃文庫MAGAZINE、プロローグ2 - Vol.54、2008年 - 2017年、絶筆)[7][3]
同人誌
個人誌(修羅場計画)
- くるくる(C53、1997年)
- あつめて! 恋の経験値(C56、1999年)
- 見習い魔女はお騒がせ(C58、2000年)
- 遠野家模様(C60、2001年、ゲスト:はやし道士)[18]
- 風味(C61、2001年、成年向け)[19]
- 朝・昼・夜・朝(C63、2002年、成年向け)[20]
- 今日もしました。(AugusticHoliday(オーガスティックホリデー)、2003年、成年向け)[21]
- らぶなど(C65、2003年、成年向け)[22]
- らぶなど+-(C66、2004年、成年向け)[23]
- CとHのK(C67、2004年、成年向け)[24]
- トラ!トラ!トラ! レンシュー大作戦(C70、2006年、成年向け、コピー誌)[25]
- ドラ -撲殺天使ドクロちゃん ラフ集-(C73、2007年)[10]
- トラ!トラ!トラ! レンシュー大作戦+(C75、2008年、成年向け)
- ボミラ ぼくたちのみなみさんラフ集 (C78、2010年)[10]
- もうそうするツインテール(C80、2011年、成年向け)[7]
- 追尾するツインテール(C81、2011年、成年向け)[7]
- もうそうしたり追尾したりするツインテール(C82、2012年、成年向け)[7]
- ぼくたちのみなみさん2 ラフ集1(コミティア102、2012年)[7]
- もしもしあやさん(C84、2013年、成年向け)[7]
- 装着なるツインテール(C84、2013年、成年向け)[7]
- 装着なるツインテール 再販版(C85、2013年、成年向け)[7]
- コミチ アヤ バリエーション(C85、2013年、無料配布)[7]
- 銭湯とカレンとアヤヤ(C87、2014年、成年向け)[7]
- タ、タイを引っ張ったらほどけてしまいますっ…(暫定版)(C89、2015年、成年向け)[7]
- タ、タイを引っ張ったらほどけてしまいますっ…(COMIC1☆10、2016年、成年向け)[7]
- ゆかりかわいい本。準備号(C91、2016年、成年向け、コピー誌)[7]
CG集
参加した同人誌
- MARIGAN 2(Expensive Noise、2003年)
- ユニコレ Uniform Illust Collection(K-BOOKS、2006年)
- 12周年記念本 モエシチュ!(K-BOOKS、2006年、非売品、特定の金額以上購入でプレゼント)
- be thankful(とらのあな、2006年)
- ポニテヒロインズ(水輝屋&HEXIVISION、COMIC1☆3、2009年、イラスト)
- あにたいぼん 7 ぷれびうばん(水輝屋、C80、2011年、イラスト)[7]
- あにたいぼん 7 かんぜんばん(水輝屋、2012年、イラスト)[7]
- あにたいぼん 賢者の扉 第2章(水輝屋、C84、2013年、イラスト)[7]
脚注
外部リンク
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