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『さかしき人にみるこころ』(さかしきひとにみるこころ)は、2008年5月30日にlightより発売された日本の18禁恋愛アドベンチャーゲーム。略称はさかここ。
lightの低価格シリーズの作品で、美少女ゲームアワード2008のロープライス賞において金賞を受賞した[1]。追加生産された際には感謝キャンペーンとして、価格据え置きのまま同じ低価格シリーズの作品である『しょぱん!』が同梱された2in1パッケージが発売された。
ジャンルであるクールビューティーペダンチック恋愛ADVのペダンチックとは「学者ぶった、知識をひけらかす」といった意味があり[2]、そのジャンルの名前の通り本編では一重と亜利美が知識を競いうんちく合戦をする場面がある。
2009年5月29日に『さかここ』シリーズ第2弾で本作のサブキャラクターである純紀子をヒロインとしたスピンオフ作品である『どんちゃんがきゅ〜』が発売された他、2010年8月27日にシリーズ第3弾で純真路乃をヒロインとした『まじのコンプレックス』と本作も含む『さかここ』シリーズ全作品を収録した『神様のりんご』が発売された。
勾坂一重は学校の図書室で面識のない女子生徒、真柄亜利美から理由も分からず突然「嫌い」と宣言される。人に嫌われることを何よりも恐れ、猫をかぶり人に好かれる優等生を演じてきた一重にとってその事態は我慢が出来ず、ボランティアで図書委員の仕事を手伝うなど、亜利美に対して様々なアプローチをするようになり、やがて2人はその知識を競うようになる。
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