きのホ。
京都の女性アイドルグループ ウィキペディアから
きのホ。(きのぽ)は、京都を拠点に活動中のアイドルグループ[1]。メンバーは京都で共同生活をしながら、全国をハイエース1台で駆け回りライブ活動を行っている[2]。
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概説
2021年10月にデビュー[3]。所属事務所は京都で飲食店の経営なども行っている古都レコード[4]。プロデューサーは古都レコード代表の新井ポテトが務め、全ての楽曲を古都レコード所属のハンサムケンヤが手がける[5]。 グループ名は「きのうまではポジティブでした!」の略[6]であり、「きのホ。」という表記で「きのポ」と読む。
京都での活動
きのホ。は目標の一つに「京都にアイドル文化を広げる」ことを掲げている[7]。そのため地元である京都との関わりを重視しており、アーティスト写真やYoutube企画は京都の各施設に協力してもらい撮影を行っている[8][9]。京都市の後援を受けて京都市役所前でアイドルフェスを開催したり[10]、きのホ。のグッズが京都市のふるさと納税返礼品に選ばれるなど[11]、京都市との関係も深い。その他にも京都の伝統工芸品とコラボしたグッズの販売や[12]、京都を中心に展開するフレスコ (スーパーマーケット)における一日店長イベントの開催など[13]、京都の企業との多様なコラボを行っている。
初期のコンセプト
活動当初はギャグ漫画家のうすた京介が運営に関わり[14]、現実のアイドル活動とうすた京介による漫画のストーリーが同時進行していく「2.5次元リアルタイムアイドル物語」をコンセプトとしていた[15][16]。実際にうすた京介による漫画「きのうまでのポノガタリ」が不定期で連載されていたが[17]、2022年にうすた京介が解職となって以降はきのホ。の活動から漫画の要素は無くなっている。
メンバー
旧メンバー
略歴
2021年
- 3月1日、「うすた京介×ハンサムケンヤ \勢い/アイドルプロジェクト」が始動。メンバー募集オーディションを開催[27][28][29][30]。
- 7月7日、オーディションに合格した6人のメンバーが発表され、SNSでの活動を開始[31]。
- 9月1日、ファンクラブ「きのうまではネガティブでした部」を開設[32][33]。
- 9月5日、1stアルバム「きのうまではポジティブでした!」が配信リリース[34]。
- 10月3日~、大阪での初ライブにてデビュー。これを皮切りに東名阪デビューライブツアー「きのみきのままポロンナルワ」を開催。3公演(2021年10月3日~2021年10月16日)[3]。
- 12月11日、1stシングル「リアル / スタートライン」が配信リリース[35]。
2022年
- 4月23日、1stフルアルバム「ブリリアント帰り道」配信リリース[36][37]。
- 5月2日~、フルアルバムリリース記念 全国ツアー「きみの脳髄何ポアズ?」を開催。7会場9公演(2022年05月2日~2022年6月5日)[38]。
- 8月7日、TOKYO IDOL FESTIVALに初出演[39]。
- 9月28日、白珠色葉が体調不良により活動休止[40]。
- 10月3日、1周年記念ライブ「いちホ。~1年経ったらポジティブですか?~」を開催[33]。
- 10月24日、2ndシングル「魂リリース」配信リリース[41]。
- 11月4日、ボロフェスタに初出演[42]。
- 11月23日、きのホ。オンラインショップ「ホ。屋」を開設。
- 12月27日、白珠色葉が脱退。あわせて漫画を担当していたうすた京介の解職も発表[43]。
2023年
- 1月5日、新体制(5人体制)による初のワンマンライブ「不撓不屈」を開催[44]。
- 2月11日、3rdシングル「DANGER!」配信リリース[45][46]。
- 2月25日、初の主催フェス「ホ。フェス’23」を京都KBSホールにて開催[47]。
- 5月14日~、全国"音楽劇"ワンマンツアー「いまゾーンB、そっちは?」を開催 12公演(2023/05/14~2023/07/17)[48]。
- 5月24日、2ndフルアルバム「リビングデッド」配信リリース、CD版のタワーレコード限定販売開始[49][50]。
- 6月18日、YATSUI FESTIVAL!に初出演[51]。
- 10月3日、KT Zepp Yokohamaにて2周年記念ライブ「にホ。 〜2年経ったしポジティブでしょうよ?〜」を開催[52]。
- 10月4日、4thシングル「クラベチャウ」配信リリース[52][53]。
2024年
- 2月23日、24日、主催フェス「ホ。フェス’24」を京都KBSホールにて開催[54][55][56][57]。
- 4月3日、5thシングル「シンドローム」配信リリース[58][59]。
- 6月1日、2日、主催アイドルフェス「京都爛漫会」を祇園甲部歌舞練場、京都市役所前広場にて開催[60][10]。
- 7月2日、京都市の「特殊詐欺の発生しないまち京都 市民ぐるみ推進運動」防犯広報大使に就任[61][62]。以降、京都府警察が開催する啓発イベントへ継続的に参加[63]。
- 7月15日〜、東仙阪福バンドセットツアー「AJIHEN」を開催。4会場8公演(2024年7月15日~2024年8月24日)[58]。
- 7月24日、3rdフルアルバム「都スカイハイ」配信リリース[64]。
- 10月5日、KBS京都ラジオにて冠番組「きのホ。のサタデェラジホ。」が放送開始[65]。
- 10月14日〜、3周年記念ツアー「さんホ。〜3年経ったポップスターたちはどこまでも〜」を開催。17公演(2024年10月14日~2024年12月28日)[66]
2025年
作品
要約
視点
配信シングル
全作詞・作曲: ハンサムケンヤ
# | タイトル | 配信開始 | 品番 | 収録曲 |
---|---|---|---|---|
1st | リアル | 2021年12月11日 | TCJPR0000856777 | 全2曲
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2nd | 魂リリース | 2022年10月24日 | TCJPR0000957585 | 全2曲
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3rd | DANGER! | 2023年2月11日 | TCJPR0000995113 | 全2曲
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4th | クラベチャウ | 2023年10月4日 | TCJPR0001082303 | 全1曲
|
5th | シンドローム | 2024年4月3日 | BAZOO000395 | 全2曲
|
6th | 秋刀魚 | 2025年2月26日 | 全2曲
| |
7th | 傾いてる | 2025年3月5日 | 全2曲
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アルバム
全作詞・作曲: ハンサムケンヤ
# | タイトル | 配信・販売開始 | 品番 | 収録曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1st | きのうまではポジティブでした! | 2021年9月5日 | KTKNP-001 | ||
1stフル | ブリリアント帰り道 | 2022年4月23日 | KTKNP-002 | 全10曲
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2ndフル | リビングデッド | 2023年5月24日 | KTKNP-003 | 全12曲
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CD版はタワーレコード限定販売[49] |
3rdフル | 都スカイハイ | 2024年7月24日 | BAZOO000470 | 全11曲
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配信リリース。 |
映像作品
# | タイトル | メディア形式 | 発売日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | きのホ。1st Anniversary Live 『いちホ。~1年経ったらポジティブですか?~』[71] |
DVD/Blu-ray | 2023/5/8 | 受注生産 |
MV
楽曲「リアル」のMV以降は杉本晃佑が監督を務める事が多い。杉本晃佑はきのホ。の楽曲を手がけるハンサムケンヤの全MVを作成しており[72]、元よりきのホ。の所属事務所である古都レコードとの関わりが深い映像作家である。また2024年には、その年に活躍した映像作家を選出する「映像作家100人」に選ばれており、きのホ。のMVも「映像作家100人」のホームページ上に掲載されている[73]。
参加楽曲
ライブ・イベント
要約
視点
※出典、及び詳細は公式サイトのスケジュール参照[89]。
主催ライブ
※主要なものを記載。
ライブ名・イベント名 | 日程・会場 | 備考 |
---|---|---|
2021年 | ||
1st LIVE TOUR 「きのみきのままポロンナルワ」 |
10月3日・大阪府 LiveHouseANIMA |
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2022年 | ||
定期公演LIVE 「京月観」vol.2 - vol.4 |
2月26日(vol.2)・京都府 KYOTO MUSE |
1月22日に予定されていた京月観vol.1は中止[90] |
フルアルバムリリース記念 全国ツアー 「きみの脳髄何ポアズ?」 |
5月2日・大阪府 amHAL |
5月7日の京都公演は京月観vol.5と兼ねる[91] |
定期公演LIVE 「京月観」vol.6 - vol.9 |
6月12日(vol.6)・京都府 KYOTO MUSE |
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1st Anniversary LIVE 「いちホ。~1年経ったらポジティブですか?~」 |
10月3日・東京都 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE |
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定期公演LIVE 「京月観」vol.10 - vol.12 |
10月9日(vol.10)・京都府 KYOTO MUSE |
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2023年 | ||
定期公演LIVE 「京月観」vol.13 |
1月8日(vol.13)・京都府 KYOTO MUSE |
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ホ。フェス'23 |
2月25日・京都府 京都KBSホール |
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定期公演LIVE 「京月観」vol.14 - 特大号 |
3月11日(vol.14)・京都府 KYOTO MUSE |
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全国"音楽劇"ワンマンツアー 「いまゾーンB、そっちは?」 |
5月14日・東京都 新宿BLAZE |
ライブと演劇を融合した「音楽劇」として開催[48] |
定期公演LIVE 「京月観」 EXTRA - vol.17 |
7月29日(EXTRA)・京都府 KYOTO MUSE |
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2周年LIVE 「にホ。 〜2年経ったしポジティブでしょうよ?〜」 |
10月3日・神奈川県 KT Zepp Yokohama |
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定期公演LIVE 「京月観」特大号 |
12月24日(特大号)・京都府 KYOTO MUSE |
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2024年 | ||
半期毎月東京無銭単独公演 「きのホ。の百年目チャンス!」一機 - 二機 |
1月14日(一機)・東京都 下北沢SHELTER |
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ホ。フェス'24 |
2月23日- 2月24日・京都府 京都KBSホール |
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半期毎月東京無銭単独公演 「きのホ。の百年目チャンス!」三機 - 五機 |
3月17日(三機)・東京都 下北沢SHELTER |
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京都の新しいアイドルフェス! 「京都爛漫会」 |
6月1日・京都府 祇園甲部歌舞練場 |
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半期毎月東京無銭単独公演 「きのホ。の百年目チャンス!」六機 |
6月16日(六機)・東京都 下北沢SHELTER |
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東仙阪福バンドセット昼夜公演ツアー 「AJIHEN」 |
7月15日・福岡県 福岡DRUM be-1 |
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3周年企画 まだ行ったことないところツアー 「さんホ。〜3年経ったポップスターたちはどこまでも〜」 |
10月14日・埼玉県 浦和LIVE HOUSE Narciss |
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2025年 | ||
定期公演LIVE 「京月観R」第一回 - 第三回 |
1月17日(第一回)・京都府 京都ROKA |
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ホ。フェス'25 |
2月22日- 2月23日・京都府 京都KBSホール |
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全国"音楽劇"ワンマンツアー「いまゾーンB、そっちは?」
2023年5月14日から7月17日に開催されたライブと演劇が融合した「音楽劇」[48]。全11公演[48](メンバーの体調不良により急遽通常ライブに変更された熊本公演[93]を除く)。作・演出はヨーロッパ企画所属の左子光晴 [48]。バンドメンバーはギター ハンサムケンヤ、後藤潤一(浪漫革命)、ベース シチロメグミ、ドラム senoo ricky、キーボード 藤井学(THE MICETEETH)が担当した[94]。演劇メインの第1部とライブメインの第2部からなる150分超の演劇を、きのホ。のメンバー5人のみで演じている[48]。
最終公演はYouTubeで配信された[94]。音楽劇を開催するにあたりクラウドファンディングを行い440万円以上を集めた[95]。
構成
イベント出演
※著名なフェス等への出演を記載。
ライブ名・イベント名 | 日程・会場 | 備考 |
---|---|---|
2022年 | ||
超NATSUZOME 2022 |
7月2日・千葉県 幕張海浜公園 |
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TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 |
8月7日・東京都 お台場・青海周辺エリア |
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ボロフェスタ 2022 |
11月4日・京都府 京都KBSホール |
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2023年 | ||
YATSUI FESTIVAL! 2023 |
6月18日・東京都 WOMB |
|
TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 |
8月7日・東京都 お台場・青海周辺エリア |
|
ボロフェスタ 2023 |
11月4日・京都府 京都KBSホール |
|
2024年 | ||
YATSUI FESTIVAL! 2024 |
6月15日・東京都 WOMB |
|
ボロフェスタ 2024 |
11月2日・京都府 京都KBSホール |
|
出演
テレビ
- サマータイムマシン・ハズ・ゴーン『ストーリーテリングパート』(2021年10月8日(金) 25時05分~26時05分※関東ローカル) - 桜寝あした[96]
CM
- サントリー クラフトボスCM 『あの子と私と、ソイとエスプレッソ』編/劇中歌に御堂莉くるみが歌唱参加(2024年5月14日)[97]
MV
- 忘れらんねえよ/アイラブ言う ライブ映像で出演
書籍
雑誌
- 週刊少年チャンピオン 2021年No.48号 / 桜寝あしたインタビュー掲載[98]
- 実話BUNKA超タブー 2022年9月号(8月2日発売) / 人間コク宝インタビュー 第75回 御守ミコ(インタビュアー 吉田豪)[98]
- Top Yell NEO 2022 AUTUMN / きのホ。6人のインタビュー掲載[98]
- SFマガジン 2024年6月号/御守ミコ・書評[99]
その他
脚注
外部リンク
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