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『あの鐘を鳴らすのは少なくともおまえじゃない』(あのかねをならすのはすくなくともおまえじゃない)は、アサダニッキによる日本の漫画作品。『月刊プリンセス』(秋田書店)にて、2019年2月号に読み切りが掲載後[1]、2019年6月号から[3]2021年4月号まで連載された[2]。単行本第1巻の帯には小説家・武田綾乃がコメントを寄せた[4]。
大橋チカは生物担当教師・西目に恋をしている[4]。美化委員で西目と接点があり、周囲からの好感度が高い猪乃原愛矢を邪魔だと考えたチカは、猪乃原を出し抜こうとする[5]。そこでチカは猪乃原の本性を知り、西目を巡る恋のライバルとなるのであった[4]。
ショッピングモールにある映画館でチカの弟が迷子になり[6]、偶然会った西目と共に捜していたところを同じ学校の生徒に目撃されたことにより[6][7]、西目の悪い噂が流れるも[7]、無事解決[8]。猪乃原がチカと西目に関してのみ記憶喪失になるも、記憶を取り戻す[9]。
西目の大学時代の後輩である筒井が、産休の教師の代わりに赴任してくる[10]。西目のことを下の名前で呼ぶような親密さを見せ、チカと猪乃原は警戒をするも[10]、2人の気持ちを見抜いた筒井に振り回されただけであった[11]。
元木から西目が他校の男子校に移動する話を聞き[11][12]、チカと猪乃原は衝撃を受ける[11][12]。落ち込むチカであったが、一色が慰めたことにより、チカは西目に告白する決意をする[12]。そのことを猪乃原に打ち明けると応援すると言われ、元木やミーナ、筒井からも協力を得る[12]。状況に疑念を抱いたチカは、西目に告白をせず、感謝を伝えたのであった[12]。
高校2年の3学期、チカと猪乃原は筒井が西目以外の男性と婚約をしたという話を本人から聞く[13]。それがきっかけでチカは猪乃原と喧嘩をする[13]。チカは一色に相談するが、その流れで告白をされる[13]。その後、西目に会いに行ったチカは告白の予約をし、その話をするためにチカは猪乃原に話しかけ、元通りの関係に戻る[13]。元木やミーナも西目のことを諦めていないと判明し、戦いのゴングが鳴るのであった[13]。
作者は「いがみあう女の子が大好物」で[17]、作中の喧嘩について「三姉妹育ちなので姉妹ゲンカの組み合わせは無駄にバリエーション豊か」だと語っている[18]。
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