TOP09(チェコ語: Tradice Odpovědnost Prosperita 09、日本語: 伝統・責任・繁栄 09)は、チェコ共和国の政党。財政保守主義、親欧州主義ならびに自由保守主義を理念とし、欧州連合と自由市場を支持している[2]。党首はマルケータ・ペカロヴァー・アダモヴァー。2021年現在、下院で14議席を有する。
TOP 09 Tradice Odpovědnost Prosperita 09 | |
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党首 | マルケータ・ペカロヴァー・アダモヴァー |
創立 | 2009年6月11日 |
本部所在地 | Michnův palác, Újezd 450/40, 118 00 プラハ 1 – マラー・ストラナ |
政治的思想 |
財政保守主義 自由保守主義 親欧州主義 |
政治的立場 | 中道右派[1] |
欧州連携 | 欧州人民党 |
公式カラー | 青と赤 |
代議院 |
14 / 200 |
元老院 |
6 / 81 |
欧州議会 |
2 / 21 |
地域評議会 |
20 / 675 |
地方議会 |
483 / 61,892 |
公式サイト | |
http://www.top09.cz/ | |
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略歴
2009年6月11日に、自由市場賛否を巡りキリスト教民主同盟=チェコスロバキア人民党を離党したミロスラフ・カロウセクによって結成された[3]。初代党首には、2009年5月まで外務大臣を務めたカレル・シュヴァルツェンベルクが就任した[4]。2010年チェコ議会下院選挙では16.70パーセントの票を獲得し[5]、右派政党として市民民主党に次ぐ2位につけた[6]。選挙後は市民民主党および公共と連立内閣を発足させ、外務大臣のシュヴァルツェンベルク、財務大臣のカロウセク、労働社会大臣のリュドミラ・ミュルレロヴァー、厚生労働大臣のレオシュ・ヘゲル、文化大臣のアレナ・ハナーコヴァーの計5人の閣僚を送り込んだ。 2010年9月には欧州人民党への参加表明し、シュヴァルツェンベルクが9月15日および12月16日に開かれた2つの欧州人民党サミットに参加した[7][8]。2011年2月10日に、欧州人民党に正式に参加を認めた[9]。2012年2月には、欧州議会議員のヤン・ブジェジナがキリスト教民主同盟=チェコスロバキア人民党から合流した[10]。
2013年10月25日から26日の下院議員選挙では得票率12%で26議席を得るにとどまり、野党に下った。しかし、2014年5月24日から25日の欧州議会議員選挙では得票率で2位につけ、4名が当選を果たした。
中道右派の市民民主党、キリスト教民主同盟=チェコスロバキア人民党との3党で政党連合を組み、SPOLUとして臨んだ2021年10月の下院選挙では合計で71議席を獲得し、与党・ANO 2011の72議席には1議席だけ及ばなかったものの、同じく野党連合の海賊と市長の37議席を合わせて過半数を制したため、政権交代を実現させることとなった[11]。
脚注
外部リンク
関連項目
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