Loading AI tools
ウィキペディアから
Simple Authentication and Security Layer(SASL)は、インターネットプロトコルにおける認証とデータセキュリティのためのフレームワークである。アプリケーションプロトコルから認証機構を分離することを可能にし、理論上はSASLでサポートする任意の認証機構を任意のアプリケーションプロトコルで使うことができる。あるユーザーが別の者のアイデンティティを仮定できる「プロキシ認証」もサポートできる。データ一貫性/データ機密性サービスを提供する「データセキュリティ層」も提供できる。データセキュリティ層を提供する機構の例として DIGEST-MD5 がある。SASLをサポートするアプリケーションプロトコルは、Transport Layer Security (TLS) もサポートしてSASLの提供するサービスを補完するのが一般的である。
SASLは、カーネギーメロン大学の John Gardiner Myers が RFC 2222 としてまとめたのが最初である。この文書は Alexey Melnikov と Kurt Zeilenga が編集した RFC 4422 で既に置換されている。
SASL機構は、一連の要求と応答でモデル化されている。定義済みのSASL機構としては、以下のものがある。
SASL機構として任意のGSSAPI機構をサポートすることが予定されている。
SASL対応のアプリケーションプロトコルは、SASLのやり取りを「プロファイル」として定義している。また、"ldap" のような「サービス名」を持ち、GSSAPIとKerberosのレジストリで共用する。SASLを既にサポートしているプロトコルとしては、AMQP、BEEP、IMAP、LDAP、IRCX、POP、SMTP、IMSP、ACAP、ManageSieve、XMPP などがある。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.