SG (レーダー)
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SGは、レイセオン社が開発した2次元レーダー。第二次世界大戦中期以降、アメリカ海軍の駆逐艦以上の戦闘艦において標準的な低空警戒・対水上捜索レーダーとして搭載された。一文字目の「S」は捜索用途であることを、また二文字目の「G」はその目的としては7番目に開発されたことを意味している。当初はCXGRとも称された[1]。
概要 種別, 目的 ...
種別 | 2次元レーダー |
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目的 | 目標捕捉 (低空警戒・対水上捜索) |
開発・運用史 | |
開発国 |
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就役年 | 1942年 |
製造数 | 955基(うち516基はSG-1) |
送信機 | |
形式 | マグネトロン |
周波数 | Sバンド (3 GHz) |
パルス幅 | 2.0マイクロ秒 |
パルス繰返数 | 775, 800, 825 pps |
送信尖頭電力 | 50 kW (SGa) |
アンテナ | |
形式 | リフレクタアンテナ |
アンテナ利得 | 550 dB |
ビーム幅 | 幅5.6°×高さ15° |
走査速度 | 4, 8, 12 rpm |
方位角 | 全周旋回無制限 |
探知性能 | |
探知距離 |
41 km (22 nmi) (戦艦に対して) 28 km (15 nmi) (爆撃機に対して) |
探知高度 | 150 m (爆撃機に対して) |
精度 |
距離200 yd (180 m) 角度2° |
分解能 |
距離400 yd (370 m) 角度2〜3° |
その他諸元 | |
重量 | 3,000 lb (1,400 kg) |
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