Raptor Lakeマイクロプロセッサ
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Raptor Lakeマイクロプロセッサ(ラプターレイクマイクロプロセッサ)は、 インテルの第13世代および第14世代のPC向けマイクロプロセッサのコードネームであり、Alder Lakeマイクロプロセッサの改良版として、2022年9月に発表、2022年10月に発売された[1]。
概要 販売者, 設計者 ...
販売者 | インテル |
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設計者 | インテル |
生産者 | インテル |
プロセスルール | Intel 7 |
マイクロアーキテクチャ |
高性能コア Raptor Cove 高効率コア Gracemont |
命令セット | x86-64 |
コア数 |
最小2 最大8+16 (スレッド数:4から32) |
ソケット | LGA1700 |
前世代プロセッサ | Alder Lake |
次世代プロセッサ |
Meteor Lake (モバイル向け) Arrow Lake (デスクトップ向け) |
L1キャッシュ |
Raptor Cove L1i:32KiB/コア L1d:48KiB/コア Gracemont L1i:64KiB/コア L1d:32KiB/コア |
L2キャッシュ |
Raptor Cove 最大2MiB/コア Gracemont 最大4MiB/コア |
L3キャッシュ | 最大36MiB |
GPU | Intel Xe |
ブランド名 |
Core (13th gen) Core (14th gen) Core (Series 1) Intel Processor |
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高性能コア(Pコア)と高効率コア(Eコア)を利用したハイブリッドアーキテクチャ(ヘテロジニアスマルチコア)に基づくプロセッサ である。
プロセスルールはAlder Lakeで採用された Intel 7 の改良版に当たる、Intel 7 Ultra[2] を採用している。
Core i5 13600以下のモデルは、開発コードこそRaptor Lakeとなっているが、構成上の実仕様はAlder Lakeとほぼ同一となるため、完全なRaptor Lakeではない点に注意。
2023年10月にRaptor Lake Refreshとなる第14世代Coreを発表した。第13世代CoreであるRaptor Lakeのアーキテクチャやソケット(LGA1700、Intel 600/700シリーズチップセット対応)はそのままに、Core i9ではクロック向上、Core i7ではEコアを増やした[3]。
実質Core iシリーズの名称が使われる最後のシリーズであり、下位モデルはPentium、Celeronに代わり、Intel Processorの名称が採用されている。