PK (機関銃)
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PK機関銃(ロシア語: ПК ペカー;Пулемёт Калашниковаプリミョート・カラーシニカヴァ:「カラシニコフ機関銃」)は、ソビエト連邦製の7.62mm口径の汎用機関銃である。1955年、ソ連砲兵総局がSG-43重機関銃およびRP-46軽機関銃の後継銃について要求仕様を決定した。これを受けてG・I・ニキーチンとY・S・ソコロフが設計した試作銃が完成したが、その後AK-47を設計したことで著名だったミハイル・カラシニコフのチームが参画して競作となり、最終的に本銃が採用された。なおこの時不採用となったニキーチンとソコロフによる設計は、のちにNSV重機関銃として結実している。
概要 種類, 製造国 ...
PKM機関銃 | |
PK | |
---|---|
種類 | 軍用機関銃 |
製造国 | ソビエト連邦 |
設計・製造 |
ミハイル・カラシニコフ コブロフ社 |
年代 | 冷戦 |
仕様 | |
種別 | 汎用機関銃 |
口径 | 7.62mm |
銃身長 |
PK:658mm PKM:645mm PKT:772mm |
ライフリング | 4条右回り |
使用弾薬 | 7.62x54mmR弾 |
装弾数 | ベルト給弾式 |
作動方式 | ガス圧利用(ロングストロークピストン式)、ロータリーボルト式 |
全長 |
PK:1,173mm PKM:1,160mm PKT:1,098mm |
重量 |
PK:9,000g PKM:7,500g PKT:10,500g |
発射速度 |
PK・PKM:650発/分 PKT:800発/分 |
銃口初速 | PK・PKM:825m/秒 |
有効射程 | 1,000m |
歴史 | |
設計年 | 1960年 |
製造期間 | 1960年- |
配備期間 | 1961年- |
配備先 | ソビエト連邦軍、ロシア連邦軍など |
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