Loading AI tools
ウィキペディアから
Microsoft Combat Flight Simulator(マイクロソフトコンバットフライトシミュレータ)は、Microsoftが開発しているコンバットフライトシミュレーションゲーム。 Microsoft Flight Simulatorがベース。Microsoft Flight Simulatorが旅客機やセスナなどの民間機を操縦するのに対し、こちらは主に第二次世界大戦における航空戦を扱い、戦闘を行う。Microsoft Flight Simulatorと同様にアドオンが豊富である。略称は「CFS」など。
ヨーロッパ戦線が舞台。ベースシステムはMicrosoft Flight Simulator 98。インターネットが普及し始めたこともあり、ネット対戦が盛んに行われていた。それまで、レシプロ戦闘機によるネット対戦が可能なゲームは課金制のもの(Air WarriorやWarBirds、Flying Circus)であり、ほとんどが日本語化されていなかったため多くのプレイヤーがこのゲームでレシプロ機の対戦を楽しんだ。
問題点としては、P-51Dが異常に高性能に設定されていたため、ほとんどP-51Dだけでの対戦になってしまっていたこと、撃墜されると上空から再出撃になるため、わざと低高度でやられて上空から襲いかかるといったプレイや最後に1発でも当てたプレイヤーにスコアが加算されるシステムであったため、墜落確実な敵にプレイヤーが群がってしまうなどといったものがあげられる。
さらにチートに対して有効な対策が取れなかったことなどから、後継ソフトの発売に伴い廃れていった。
第二次世界大戦時の太平洋戦争が舞台。ベースシステムは前作Combat Flight Simulatorとは異なり次バージョンであるMicrosoft Flight Simulator 2000。大幅なグラフィック向上に加え、太平洋戦争当時の日米の名機7種類が操縦できること。各機体の外観や飛行特性なども忠実に再現されている。戦場となるのはパプアニューギニアやマリアナ諸島、ミッドウェイなど太平洋に浮かぶ島々の上空となる。大きく変わったのは、空爆から船舶爆撃といったミッションの目的から船舶や地上ユニットを含む敵味方の配置、気象状態にいたるまで、様々な要素を設定してオリジナルのミッションが作成できる「ミッションビルダ」が追加されたこと、自由度が高く航空機や兵器の追加も容易なことなどから人気を博した[1]。現在でもファンの根強い支持を得ている。日本側の考証に大日本帝国海軍のエース・パイロットである坂井三郎中尉が起用されたことでも有名。
ヨーロッパ戦線が舞台。ベースシステムは前作Combat Flight Simulator 2と同じくMicrosoft Flight Simulator 2000。前2作とは開発チームが異なり、そのためか異様に重いグラフィックになってしまい、さらには前作までの航空機が追加不可能であること、操作方法が大幅に変更されたこと、多くのバグがあるのに修正が殆どなされなかったことなどから不興を買ってしまった。
各社より作品別に専用アドオンソフトが開発され、販売されている。導入することにより、操縦機種やシナリオが増える。
一旦開発が止まってしまったMicrosoft Combat Flight Simulatorであるが、Microsoft Combat Flight Simulator 3の後継としてMicrosoft Combat Flight Simulator 4(CFS4)が計画されているが、まだ開発は始まっていない。マイクロソフトは、CFS4のための3Dプログラマを募集し、2004年にはリリースする予定であったが、現在も開発者は見つからない状態である。
ちなみに、CFS4開発計画の終了および中止(もしくは停止)について、Microsoftによる公式発表は未だ行われていない。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.