M1A-35
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M1A-35は、川崎重工業の船舶用ガスタービンエンジンである。
川崎重工業は、護衛艦の主発電機として小型遠心圧縮機式M1A型ガスタービンを開発・製造してきた。電力要求の増大に対応するため、最大出力2,400kWと同形式では世界最大級のガスタービンエンジンを開発した[1]。
実績のあるM1A型と同様、単純開放1軸式ガスタービンで、2段遠心式圧縮機、単筒缶形の燃焼室、3段軸流タービンと部品点数が少ない簡素な構造を採用し、低コストで維持管理ができるようにしている。大出力のガスタービンは高価な海外製品が護衛艦に採用されていたが、国産化により安価・短期間での整備が可能となった。また、最新の解析・設計・加工技術を利用して開発し、耐久試験などの実施により信頼性を高めている[1]。
要目 | 値 |
---|---|
最大出力(kW) | 2,400 |
最大出力(馬力) | 3,778 |
燃料消費率(g/Ps・h) | 257 |
空気流量(kg/s) | 12.8 |
圧力比 | 10.7 |
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