FM796 フェニックス
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FM796 フェニックス(えふえむななきゅうろく・ふぇにっくす)は、1995年2月15日から3月31日まで、兵庫県が阪神・淡路大震災(同年1月17日発生)の被災地域向けに各種情報を放送するため開設した臨時災害放送局の放送局名である。
放送局名の由来は、兵庫県の復興計画の愛称が「フェニックス計画」であり、文字どおり不死鳥のように蘇れの願いから付けられた。[1]
NHK神戸放送局などの機材を使い、同年2月28日までは兵庫県庁1号館2階会議室、3月1日からは2号館(当時の西館)地階にスタジオを設けて、放送を行った。
わずか1か月半という短期間ではあったが、その間に中継局が開設され、79.6MHz以外の周波数でも送信されるようになったことから、FMフェニックスと言われることもあった。地元でMCなどを行っている人たちのボランティアで運営され、この2年前に神戸で開催された「アーバンリゾートフェア神戸'93」期間中のイベント放送局「FM TenTon」にかかわったメンバーも一部参加した。
1995年(平成7年)
当時、呼出符号の「JOAZ-FM」は臨時目的放送用に確保されていたものであった。 直前は前年のぎおん柏崎まつり(新潟県柏崎市)のイベント放送局に、直後は同年10月の高崎音楽祭(群馬県高崎市)のイベント放送局に指定された。
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