2012年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ
メジャーリーグベースボールの第43回アメリカンリーグ優勝決定シリーズ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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2012年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月5日に開幕した。アメリカンリーグの第43回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 43rd American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、13日から18日にかけて計4試合が開催された。その結果、デトロイト・タイガース(中地区)がニューヨーク・ヤンキース(東地区)を4勝0敗で下し、6年ぶり11回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
2012年のアメリカンリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月13日–18日 | ||||||
観客動員 | 4試合合計:17万9171人 1試合平均:04万4793人 | ||||||
MVP | デルモン・ヤング(DET) | ||||||
責任審判 | ジェフ・ケロッグ[1] | ||||||
ALDS | DET 3–2 OAK NYY 3–2 BAL | ||||||
殿堂表彰者 | ジム・リーランド(DET監督) デレク・ジーター(NYY内野手) | ||||||
チーム情報 | |||||||
デトロイト・タイガース(DET) | |||||||
シリーズ出場 | 2年連続06回目 | ||||||
GM | デーブ・ドンブロウスキー | ||||||
監督 | ジム・リーランド | ||||||
シーズン成績 | 88勝74敗・勝率.543 中地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり28万4274.50ドル[2] | ||||||
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ニューヨーク・ヤンキース(NYY) | |||||||
シリーズ出場 | 2年ぶり15回目 | ||||||
GM | ブライアン・キャッシュマン | ||||||
監督 | ジョー・ジラルディ | ||||||
シーズン成績 | 95勝67敗・勝率.586 東地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり11万5065.28ドル[2] | ||||||
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ワールドシリーズ |
両球団がポストシーズンで対戦するのは、前年の地区シリーズに次いで2年連続3度目。今シリーズはタイガースが初戦からの4連勝、いわゆる "スウィープ" でヤンキースを退けた。しかも、初戦の6回表に先制してからは、相手に得点を先行される場面が一度もなかった。リーグ優勝決定戦で相手に一度もリードさせないままのスウィープ達成は、シリーズが7戦4勝制になった1985年以降では初めてである[3]。また、ポストシーズンの7戦4勝制シリーズにおいてヤンキースが一度もリードを奪えぬままスウィープを喫するのは、1963年のワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャースに敗れて以来49年ぶりのことだった[4]。シリーズMVPには、第1戦の延長12回表に勝ち越し・決勝の適時二塁打を放つなど、4試合で打率.353・2本塁打・6打点・OPS 1.186という成績を残したタイガースのデルモン・ヤングが選出された。しかしタイガースは、ワールドシリーズではナショナルリーグ王者サンフランシスコ・ジャイアンツに0勝4敗で敗れ、28年ぶり5度目の優勝を逃した。