龍神温泉
和歌山県田辺市にある温泉 ウィキペディアから
和歌山県田辺市にある温泉 ウィキペディアから
龍神温泉(りゅうじんおんせん)は、和歌山県田辺市龍神村(旧紀伊国日高郡)にある温泉。美肌効果の高い泉質で日本三美人の湯のひとつに数えられる。
役小角が煙が出ているところを錫杖(しゃくじょう)で突いたことで発見されたという伝説がある[1]。その100年後に弘法大師が難陀竜王のお告げによって浴場を開いたという[1]。
江戸時代には紀州徳川家初代藩主の徳川頼宣が御殿を設けて浴室を整備[1]。1999年10月には上御殿の建物が国の登録有形文化財に登録された[2]。
中里介山による時代小説『大菩薩峠』やその映画化作品において、主人公・机龍之助が目を癒した所として採り上げられ、全国的に有名になった[1]。
龍神温泉・湯の川温泉・川中温泉は、1989年に「日本三美人湯」として姉妹協定を結んだ[3]。1989年以後持ち回りで「美人の湯サミット」を開催していたが、2004年のサミットが最後になった[3]。2016年には共同でのプロモーションの試みが行われた[3]。
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