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標高が平地より高く、山地より低い土地 ウィキペディアから
ボーリグ(H.Baulig)は、地形は低地(lowland)と高地(highland)、その中間の台地(upland)に分類されるとした[1]。
一方、日本では「高地」の定義について、1954年(昭和29年)に地理調査所が「主要自然地域名称図」において「起伏はさほど大きくないが、谷の発達が顕著であり、表面のおしなべて平坦な山地を、とくに高地の称でよぶ。地勢の上では山地と高原との中間的形態のものをいい、人文的には居住の中心が谷底にある地域をいう。 」と定めた[2]。
ただし、この定義も含めて以下の問題点が指摘されている[2]。
ヨーロッパの地理学では熱帯高地(tropical highland)の概念もよく用いられ、アレクサンダー・フォン・フンボルトとカール・トロールが研究の先鞭をつけた[3]。気候的には山麓が熱帯気候に属する高地をいう[3]。標高についてPawson & Jest(1978)は、人間に高度反応が出てくる標高2,500メートル以上を高地としている[3]。
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