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焼き団子を醤油味に味付けした日本の料理 ウィキペディアから
醤油だんご(しょうゆだんご)は、焼き団子を醤油味に味付けした日本の餅菓子である。単に「焼きだんご」「団子」とも呼ぶ。
日本各地で食べられており、「生醤油」を使用したもの、「とろみ」のある醤油餡かけ、黒蜜だれを使用したものなど各種ある。地域によっては独自の名称で呼ぶ場合がある(みだらしだんご、みたらし団子など)。
「団子屋」と呼ぶ団子専門店や「和菓子屋」、祭などの屋台、食料品店などの小売店で販売されている。
醤油を主とする味付けであり、団子本体の甘さをより引き出すものである。
醤油だんごは、神社や神棚への供物、すなわち神饌に由来し、串に5つの団子を指すのも人間の五体を表すとされる。神饌の団子は蒸したままのものであったため、祈祷を済ませた後、それを食する際には既に水分が飛んで硬くなっており、焼いてから醤油をつけて食べていたものを由来とする。
現在「醤油だんご」として各地に残るものは商品化しているため、蒸したままの柔らかい団子に醤油をつけたものや、焼きながら醤油をつけたもの、醤油を塗ってから焼いたもの、あるいは磯辺餅に似たものなど、種類は様々である。
団子を焼く場合は、磯辺餅に類似した食べ方も見られ、海苔のふりかけをかけたり、板海苔を巻いたり、わさび醤油につけたりして食べるなど、様々なバリエーションがある。
砂糖が高価であった時代、薄味の甘みでも十二分に菓子としての需要があったが、甘い物が流通する現代においては菓子以外にも軽食・ファーストフードとしての需要が高まっている。
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