脂肪族アルコール
ウィキペディア フリーな encyclopedia
脂肪族アルコール(しぼうぞくアルコール、英: Fatty alcohol)は、脂肪族炭化水素の水素原子 (-H) をヒドロキシ基 (-OH) に置換した化合物で、様々な物質の合成材料となる[1]。芳香族化合物の側鎖の飽和炭素原子にヒドロキシ基がついているベンジルアルコールなどは芳香族アルコールと呼ぶ[1]。
![Thumb image](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/30/Fatty_alcohols_General_Formula_V1.svg/220px-Fatty_alcohols_General_Formula_V1.svg.png)
一般に、炭素数が5以下のアルコールを低級アルコール、炭素数が6以上のものを高級アルコールと慣用的に呼んでいる[2]。アルコール分子中のヒドロキシ基の個数をアルコールの価数といい、一価、二価、および三価アルコールに分類される[3]。