第14回選抜中等学校野球大会

第14回選抜中等学校野球大会は、1937年（昭和12年）3月28日から4月5日^[1]まで甲子園球場で行われた選抜中等学校野球大会である。

第14回選抜中等学校野球大会
試合日程	1937年3月28日 - 4月5日
出場校	20校
優勝校	浪華商（大阪、初優勝）
試合数	19試合
選手宣誓	竹村朝治（愛知商）
始球式	奥村信太郎（大阪毎日新聞社会長）
入場行進曲	『陽は舞いおどる甲子園』
大会本塁打	0本
< 19361938 >  選抜高等学校野球大会

この大会より選抜代表校に対し、選抜旗が贈られることとなり、入場式では各校が選抜旗を掲げて行進した。

出場校

• 浦和中（埼玉、2年ぶり2回目）
• 慶応商工（東京、8年ぶり2回目）
• 島田商（静岡、2年ぶり3回目）
• 中京商（愛知、2年ぶり6回目）
• 享栄商（愛知、2年連続4回目）
• 東邦商（愛知、4年連続4回目）
• 愛知商（愛知、3年連続7回目）
• 岐阜商（岐阜、6年連続6回目）
• 平安中（京都、3年連続9回目）
• 和歌山商（和歌山、4年ぶり2回目）

• 市岡中（大阪、2年連続7回目）
• 浪華商（大阪、2年連続5回目）
• 甲陽中（兵庫、5年ぶり7回目）
• 滝川中（兵庫、2年連続2回目）
• 下関商（山口、2年ぶり3回目）
• 丸亀商（香川、初出場）
• 徳島商（徳島、2年ぶり2回目）
• 福岡工（福岡、初出場）
• 小倉工（福岡、4年連続6回目）
• 熊本商（熊本、11年ぶり2回目）

組み合わせ・試合結果

1回戦 - 準決勝

	-				2回戦				準々決勝				準決勝
					浪華商	7
					和歌山商	0
									浪華商	4
									下関商	0
					下関商	3
					享栄商	0
													浪華商	6
													徳島商	1
					徳島商	2
					福岡工	1
									徳島商	5
									熊本商	1
					熊本商	4
					甲陽中	1

	1回戦				2回戦				準々決勝				準決勝
					中京商	4
					慶応商工	0
									中京商	2
									平安中	0
					平安中	4
					市岡中	2
													中京商	4
													東邦商	1
	東邦商	8
	丸亀商	4
					東邦商	7
					島田商	2
	島田商	5
	小倉工	0
									東邦商	7
									岐阜商	2
	岐阜商	5
	愛知商	2
					岐阜商	5
					滝川中	3
	滝川中	27
	浦和中	0

決勝

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
中京商	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3	1
浪華商	0	1	0	1	0	0	0	0	X	2	4	1

1. （中）：野口二 - 松井
2. （浪）：村松 - 福居
3. 審判
   ［球審］天知
   ［塁審］橋本・野本・伊達

その他の主な出場選手

• 白木義一郎（慶応商工）
• 塚本勇一（島田商）
• 高橋敏（島田商）
• 一言多十（島田商）
• 伊藤治夫（享栄商）
• 伊藤経盛（享栄商）
• 伊藤吉雄（享栄商）
• 玉腰年男（享栄商）
• 村瀬一三（享栄商）
• 新井一（享栄商）
• 野村高義（享栄商）
• 常川助三郎（享栄商）
• 日比野武（東邦商）
• 木下貞一（東邦商）

• 竹内功（東邦商）
• 玉腰忠義（愛知商）
• 野村清（岐阜商）
• 森田定雄（岐阜商）
• 大島信雄（岐阜商）
• 国枝利通（岐阜商）
• 天川清三郎（平安中）
• 木村進一（平安中）
• 保井浩一（平安中）
• 古家武夫（平安中）
• 中谷順次（和歌山商）
• 小林悟楼（和歌山商）
• 笠原和夫（市岡中）
• 島田吉郎（市岡中）

• 別当薫（甲陽中）
• 森下重義（甲陽中）
• 伊東甚吉（滝川中）
• 三田政夫（滝川中）
• 田中幸男（滝川中）
• 湯浅芳彰（滝川中）
• 藤本八龍（下関商）
• 大橋智干（下関商）
• 佐野忠澄（丸亀商）
• 林義一（徳島商）
• 上野義秋（福岡工）
• 大崎憲司（福岡工）
• 井上康弘（熊本商）
• 緒方俊明（熊本商）

脚注

1. 大阪毎日新聞、1937年4月6日付朝刊1面。

関連項目

• 第23回全国中等学校優勝野球大会

外部リンク

• 第14回大会