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『海の金魚』はヨットレースをテーマとした日本映画。2010年4月10日公開。九州地方は2010年3月13日に先行公開された。
キャッチコピーは『冒険には黄金以上の価値がある。』
鹿児島県の錦江湾で毎年行われている「鹿児島カップ火山めぐりヨットレース」[1]に挑む5人の高校生達の成長を描く。その中核を成すのが、幼時に父を失い、港に係留したヨットでの暮らしで漁民たちより立ち退きを命じられながらも、明るさを失わないミオ(入来茉里)と、天才ヨットマンの娘として将来を嘱望されながらも、親友を事故で失い、ヨットを棄てて心を閉ざしたキヨミ(田中あさみ)のふたりの少女である。彼女らをめぐり、ふたりの共通の友人でクラス委員のケイイチ(賀来賢人)、若い漁師の兄貴分ながらミオに理解のあるヨウスケ(柄本時生)、キヨミを恋人を殺した女として憎悪しつつ、いつしか仲間意識の目覚めるマサル(白石隼也)たちの協力を得て、ヨット「ゴールド・フィッシュ」号は競技に乗り出す。
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