泥流地帯
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『泥流地帯』(でいりゅうちたい)は、三浦綾子の小説。1926年5月24日の十勝岳噴火とそれに伴う火山泥流(大正泥流)にまつわる物語を描く。
1976年1月4日から9月12日まで北海道新聞の日曜版に連載。また、続編にあたる『続泥流地帯』が1978年2月26日から11月12日まで同じ北海道新聞の日曜版に連載された。単行本は1977年(正編)、1979年(続編)に新潮社から出版された。
三浦綾子が執筆した長編小説として『泥流地帯』は17作目『続泥流地帯』は19作目と数えられるが、連載前より正続通じた構想がなされており実質上の上下巻として連続的に描かれていることから、ここでは両作合わせて『泥流地帯』として記述する。
現在も新潮文庫で入手可能(電子書籍版は小学館より)。