Loading AI tools
歯舞群島にある島 ウィキペディアから
水晶島(すいしょうじま)は、歯舞群島の島のひとつ。ロシア名はタンフィリエワ島(Остров Танфильева)。
島名の由来は、アイヌ語の「シ・ショウ(大きい裸岩)」が「シーショウ→水晶」に変化したことから。ロシア語名はウクライナのオデッサ出身の地理学者ガブリール・イワーノビチ・タンフィリエフ(Гавриил Иванович Танфильев)にちなむ。
全体的に平坦な小島であり、納沙布岬から珸瑤瑁水道を隔てて7キロメートルの距離にあり、貝殻島(3.7キロメートル)に次いで2番目に北海道本島に近い。面積は21平方キロメートルで、歯舞群島の中では志発島に次ぐ。
江戸時代の当初は無人島であった。
現在もロシア連邦が占領・実効支配している。日本側は北海道の一部として領有権を主張している。
納沙布側の岬にロシア国境警備隊の施設があり、船も停泊できる。また、島内各所にレーダー基地などの軍事施設があり、ロシア側にとっては国境最前線の島としての機能を果たしている。
ロシア国境軍や水産加工会社社員が交代で常駐しているのみである。現在、水晶島における定住民は存在しないとされる。
2010年12月31日には、常駐していた複数の水産加工会社社員が年越しパーティーを行っている最中に23人がメチルアルコールを飲み、中毒を起こして4人が死亡する事件が発生した[6]。
2011年2月5日には、水晶島から立ち上る原因不明の黒煙が確認された[7]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.