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日本の実業家、政治家 (1896-1981) ウィキペディアから
栗林 徳一(くりばやし とくいち、1896年(明治29年)3月9日[1] - 1981年(昭和56年)12月27日[2])は、日本の実業家、政治家。貴族院多額納税者議員、室蘭市名誉市民[3]。
北海道室蘭[3]で、栗林五朔、カス夫妻の長男として生まれる[4][5]。1918年(大正7年)小樽高等商業学校(現小樽商科大学)を卒業し[2]、父の事業を継いで海運業を営む[4]。栗林 (名) 社員、栗林商会社長、栗林商船社長、室蘭船渠取締役、南洋興発取締役、室蘭商工会議所会頭、胆振縦貫鉄道会長、北海道地方電力調整委員などを務めた[2][4]。1932年(昭和7年)2月、欧米の温泉場、港湾の視察で外遊し、同年11月に帰国した。
1939年(昭和14年)9月29日、貴族院多額納税者議員に就任[2][6]。研究会に所属して、1946年(昭和21年)5月7日まで在任した[2][7]。
戦後、南洋貿易会社を再発足し木材輸入を進め、また、オーストラリアで南洋真珠の養殖を行った[3]。1965年(昭和40年)東京駐在マダガスカル共和国名誉領事[8]。1969年(昭和44年)勲三等旭日中綬章受章、1972年(昭和47年)室蘭市名誉市民[9]。
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