松平近信
豊後府内藩第9代藩主 ウィキペディアから
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豊後府内藩第9代藩主 ウィキペディアから
松平 近信(まつだいら ちかのぶ)は、江戸時代後期の大名。豊後国府内藩の第9代藩主。親清流大給松平家13代。
文化元年(1804年)10月8日、富山藩の第9代藩主・前田利幹の次男として誕生した。母親の八百は松平志摩守家臣・佐々登の娘で、利幹の側室。初名は前田利阜(まえだ としおか)。天保元年(1830年)6月1日に第11代将軍・徳川家斉に拝謁する。同年12月16日に従五位下、信濃守に叙位・任官する。天保2年(1831年)2月24日に第8代藩主・松平近訓の隠居に伴い家督を継いだ。
しかし藩政の実権は、隠居していた第6代藩主・松平近儔が握っていた。天保11年(1840年)に近儔が死去すると、養父の近訓と共同して藩政を行なったが、藩財政がさらに悪化する中での天保12年(1841年)3月28日に死去した。享年38。跡を養子の近説が継いだ。
父母
正室
養子
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