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大給松平家5代当主 ウィキペディアから
松平 真乗(まつだいら さねのり)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。大給松平家5代当主。
早くから徳川家康(又従兄にあたる)に仕える[1]。永禄12年(1569年)には遠州平定戦に参加[1]。松平清宗に代わって石川家成の指揮下に入り、掛川城の守備にあたる[1]。ついで、遠江国榛原郡の小山城攻めで功績をあげ、榛原郡内で2000貫文の所領を得た[1]。
その後も元亀元年(1570年)の姉川の戦いや[2]、元亀3年(1572年)の三方ヶ原の戦いに参加[2]。上杉謙信と徳川家康が交渉を持った際には徳川方の窓口となった[2]。天正3年(1575年)の長篠の戦いでは真乗に仕える騎馬武者6名が鳶巣山砦攻撃に加わり[2]、戦後は三信国境の武節城の守備に当たった[2]。天正8年(1580年)、家康が田中城攻めから帰る帰途に殿を受け持っていたが、持船城から朝比奈信置が襲撃を加えたため、真乗は石川数正とともに反撃を行って破っている[2]。
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