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レーシングカートを経て、2006年にFJ1600の岡山シリーズでレースデビューし、4勝を挙げてチャンピオンを獲得した。 翌年にはトヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)入りして若手ドライバーの育成シリーズであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)にステップアップしたが、2008年シーズン後にそのTDPを放出された。
その後 土屋エンジニアリングの土屋武士により社員に採用され、働きながら経験を積んだ。2009年にスーパー耐久にST-4クラスからホンダ・シビックで参戦し、1勝を挙げてチャンピオンを獲得した。2010年には再びFCJに挑戦、シリーズランキング2位となった[1]。2013年にはポルシェ・カレラカップ、2014年にはJAF-F4とアジアン・ル・マン・シリーズにスポット参戦[2]している。
2015年にはSUPER GTに復帰する土屋エンジニアリングから86MCで参戦。パートナーの土屋武士は「松井をGT500に上げる」という使命に燃えており、松井はその期待に応え菅生で初勝利を上げた。同年ニュルブルクリンク24時間レースにもTOYOTA GAZOO Racingからレクサス・RCでデビューし、SP-3Tクラス4位完走を果たした。
2016年にはSUPER GTに並行して全日本F3選手権のNクラスにスポット参戦し、2連勝を収めた[3]。またGTでは、最終戦もてぎで土屋のスタートで10番手まで後退したが、土屋は早めにピットインしてタイヤ無交換で松井に交代。松井はその後タイヤを持たせながらも素晴らしい速さを見せ、トヨタ・プリウスをかわし優勝。勇退する土屋のキャリアの最後をドライバー・チームチャンピオン獲得で飾り、その才能を示した。
しかしながらGT500昇格とはならず、以降も2022年までつちやエンジニアリングのエースとして活動を続けていた。2023年にTEAM MACHに移籍する。
2018年より、Netz Toyama Racing(ネッツトヨタ富山)からGR86/BRZ Cupに参戦し、2022年7月の菅生でプロフェッショナルシリーズ初優勝し、2022年シリーズポイントランキングで5位入賞した。
年 | チーム | マシン | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年 | VivaC team TSUCHIYA | トヨタ・86 MC | GT300 | OKA 6 |
FSW Ret |
CHA 7 |
FSW 5 |
SUZ 23 |
SUG 1 |
AUT | TRM | 11位 | 35 |
2016年 | GT300 | OKA 6 |
FSW 3 |
TRM 7 |
SUG 2 |
FSW 13 |
SUZ 22 |
CHA 1 |
TRM 1 |
1位 | 78 | ||
2017年 | GT300 | OKA 4 |
FSW 15 |
AUT 1 |
SUG 3 |
FSW 29 |
SUZ 18 |
CHA 15 |
TRM 5 |
5位 | 45 | ||
2018年 | つちやエンジニアリング | GT300 | OKA 3 |
FSW Ret |
SUZ 2 |
CHA 19 |
FSW 5 |
SUG 24 |
AUT 24 |
TRM 8 |
7位 | 39 | |
2019年 | GT300 | OKA Ret |
FSW 18 |
SUZ 5 |
CHA 4 |
FSW 26 |
AUT 16 |
SUG 27 |
TRM 18 |
19位 | 17 | ||
2020年 | HOPPY team TSUCHIYA | ポルシェ・911 GT3R | GT300 | FSW 19 |
FSW 20 |
SUZ 14 |
TRM 8 |
FSW 11 |
SUZ 9 |
TRM 6 |
FSW 14 |
20位 | 10 |
2021年 | GT300 | OKA 7 |
FSW 13 |
SUZ 23 |
TRM 6 |
SUG 19 |
AUT 10 |
TRM 5 |
FSW 6 |
14位 | 21 | ||
2022年 | トヨタ・GRスープラ | GT300 | OKA 22 |
FSW 11 |
SUZ Ret |
FSW WD |
SUZ 15 |
SUG 10 |
AUT 16 |
MOT Ret |
34位 | 1 | |
2023年 | TEAM MACH | トヨタ・86 MC | GT300 | OKA 15 |
FSW 22 |
SUZ 19 |
FSW 18 |
SUZ 21 |
SUG 22 |
AUT 18 |
MOT 18 |
NC | 0 |
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