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最後の審判 (ロッホナー)
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『最後の審判』(さいごのしんぱん、独: Madonna im Rosenhag、英: Madonna of the Rose Bower)は、ゴシック後期のドイツの画家シュテファン・ロッホナーが1440年頃から1442年頃に制作した祭壇画である。テンペラ画。最後の審判を主題としている。おそらくケルン市庁舎の議場のために委託された作品と考えられており、両翼には十二使徒の殉教が描かれ、外側パネルには修道院長聖アントニウス、マグダラのマリアと寄進者、アレクサンドリアの聖カタリナ、聖フーベルトゥス(英語版)、ノイスの聖クィリヌス(英語版)と寄進者、ローマ教皇コルネリウスが描かれていた[1]。最後の審判の描写は同時代の同主題の絵画の慣例の多くに従っているが、ロッホナーは特に天使の黒い流れるような衣服の表現において、重要な革新を導入している。
概要 作者, 製作年 ...
ドイツ語: Madonna im Rosenhag 英語: Madonna of the Rose Bower | |
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作者 | シュテファン・ロッホナー |
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製作年 | 1435年頃 |
種類 | テンペラ、板クルミ材 |
寸法 | 51 cm × 40 cm (20 in × 16 in) |
所蔵 | ヴァルラフ・リヒャルツ美術館、ケルン |
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多翼祭壇画は今日では解体されている[2]。特に両翼はかつては画面が6区分された板絵であったが、鋸で12点の板絵に切断された[3]。解体された板絵のほとんどは現存しているが、それぞれ別の美術館に保管されている[4]。中央パネルはケルンのヴァルラフ・リヒャルツ美術館に所蔵されている[5][6]。また両翼パネルはフランクフルトのシュテーデル美術館に[5][7]、外側パネルはミュンヘンのアルテ・ピナコテークに所蔵されている[5][8][9]。