日尾八幡神社(ひおはちまんじんじゃ)は、愛媛県松山市にある神社。神紋は左三つ巴。旧社格は県社。
- 西玉殿
- 品陀和気命(ほんだわけのみこと、応神天皇)
- 帯仲日子命(たらしながつひこのみこと、仲哀天皇)
- 中玉殿
- 多紀理毘命(たぎりひめのみこと、比売神、宗像三女神)
- 狭依毘売命(さよりひめのみこと、比売神、宗像三女神)
- 多紀都毘売命(たぎつひめのみこと、比売神、宗像三女神)
- 東玉殿
- 大帯姫命(おほたらしひめのみこと、神功皇后)
- 西玉殿側玉殿
- 健内宿禰命(たけうちすくねのみこと)
- 中玉殿
- 伊予比売命(いよずひめのかみ)
- 饒速日命(にぎはやひこのみこと)
- 東玉殿側玉殿
- 猿田毘古大神(さるたひこのおおかみ)
- 祭神は天御中主大神、天照皇大神、月夜見大神、合祀として後藤信正翁命。
- 主祭神3柱の神徳を日、月、星の三光になぞらえ三光神社と称して古来より脳の守護神、また神経痛、中風除けの神して崇敬されている。1974年(昭和49年)3月の改築の際に日尾八幡神社の氏子内の温泉守護として祀り、社号を東道後神社と改める。月並祭は毎月1日、大祭は5月3日。
- 天明年間に旧杉谷町に建立されて以来土地の人々に信仰されていたが、1945年(昭和20年)の空襲により焼失。のち、1975年(昭和50年)4月再建。
- 奈良原神社(石段中腹西側)
- 生目神社(手水舎西側)
- 祭神の伊予比売命は、往古伊予比古命(いよずひこのみこと、夫婦神とされる)と共に伊予国の地神として、また久米氏の祖神として久米郡神戸郷古天野神山(現在の松山市小野町小屋峠)に祀られていたが、洪水により社殿が崩壊し、平井谷明神ヶ鼻に遷座された。その後(一説では延喜17年(917年))に再び水害に遭い、両神体が漂流し、伊予比売命については、日瀬里(現在の久米窪田町)の龍神淵にて引き上げられ久米八幡宮に合祀された。