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八尾市にある寺院 ウィキペディアから
常光寺(じょうこうじ)は、大阪府八尾市本町にある臨済宗南禅寺派の寺院。南禅寺塔頭金地院の末寺で、山号は初日山。 通称は八尾地蔵尊[1]。
常光寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 大阪府八尾市本町5-8-1 |
位置 | 北緯34度37分49.11秒 東経135度35分52.92秒 |
山号 | 初日山 |
宗派 | 臨済宗南禅寺派 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
創建年 | 伝・奈良時代 |
開基 | 伝・行基 |
正式名 | 初日山常光寺 |
別称 |
八尾地蔵尊 新堂寺 |
札所等 | おおさか十三仏霊場第5番 |
文化財 | 常光寺境内の河内音頭(日本の音風景100選) |
公式サイト | ー河内音頭発祥の地 常光寺ー |
法人番号 | 2122005002206 |
本尊は地蔵菩薩で、弘仁年間(810年 – 824年ごろ)、小野篁の作と伝えられている。 山門脇に大坂城の残石と「河内最古之音頭発祥地」の碑がある。また、境内に大坂の陣で戦死した藤堂家の戦死者の墓がある。
奈良時代に僧行基が創建したと伝えられている。当初は「新堂寺」と称していた[2]。
南北朝期に戦乱で寺は焼かれ、一旦は荒廃した。至徳2年(1385年)に土豪・藤原盛継により復興、翌年に地蔵尊・阿弥陀堂などを再建した。また室町時代に足利義満から、自筆の 「初日山」「常光寺」 の額が納められ、寺宝として現存する[2]。
大坂の陣において、付近は激戦地となったが、本寺は徳川方の保護を受けた。 徳川方の武将・藤堂高虎は本堂の北にある住職の居間(方丈)の縁側に敵方の首級を並べて「首実検」をしたという。その縁板は後に方丈の西廊下の天井として貼り替えられた。 おびただしい血痕がついていたため、「血天井」と称された[2]。
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