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長崎県長崎市小菅町にある国の史跡 ウィキペディアから
小菅修船場跡(こすげしゅうせんばあと)は、長崎県長崎市小菅町にある国の史跡。船台式ドック、煉瓦造りの機械室、英国製巻上げ機などがらなる。遺構の外見からソロバンドックの名で親しまれている。
1868年(明治元年)12月に完成した日本初の西洋式ドックである。薩摩藩の小松清廉や五代友厚、トーマス・グラバーらが計画して造られた。翌年、明治政府が買収し、長崎製鉄所の付属施設となる。所長は平野富二。1884年(明治17年)、三菱所有となり、現在の三菱重工業長崎造船所の礎となる。
1969年(昭和44年)に国の史跡に指定。2009年(平成21年)1月、「九州・山口の近代化産業遺産群」の一つとして世界遺産暫定リストに追加掲載され、2015年に「明治日本の産業革命遺産_製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界遺産に登録された。
現在主流の乾ドックとはドック入りの手順がちがう。
こうして修理をおこなったあと、逆の手順で進水させるものであった。
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