宇佐見 りん(うさみ りん、1999年5月16日[2] - )は、日本の小説家。静岡県沼津市[2]生まれ、神奈川県育ち[3]。
概要 宇佐見 りん(うさみ りん), 誕生 ...
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2019年、「かか」で文藝賞を受賞してデビュー[4]。2020年、同作を単行本化した『かか』で第33回三島由紀夫賞を最年少で受賞[5]。
2021年、「推し、燃ゆ」で第164回芥川龍之介賞受賞[2][6]。綿矢りさ、金原ひとみに次ぐ、史上3番目の若さでの受賞となった[7]。
2022年、『くるまの娘』で第44回野間文芸新人賞候補[8]、第39回織田作之助賞候補。
共著・アンソロジー
- 『パンデミック日記』(「新潮」編集部編、2021年6月、新潮社)
- 初出:『新潮』2021年3月号「創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー」
- 『ベスト・エッセイ2021』(日本文藝家協会編、2021年8月、光村図書出版)
- 『ベスト・エッセイ2022』(日本文藝家協会編、2022年8月、光村図書出版)
- 『私の身体を生きる』(西加奈子ほか、2024年5月、文藝春秋)
- 「トイレとハムレット」 - 『文學界』2023年10月号
単行本未収録作品
エッセイ
- 「顔パックの悲しみ」[11] - 『群像』2020年10月号
- 「読書日録」 - 『すばる』2021年4月号 - 2021年6月号
- 「熊野紀行 動物としての皮膚呼吸」 - 『文藝』2022年夏季号
- 「もうひとつの世界」 - 『新潮』2023年1月号
- 「年女と年男の読書日記」 - 『小説新潮』2023年1月号
- 「坂本さんへ、12人からの手紙 なにものかへの回帰」 - 『芸術新潮』2023年5月号
- 「地べたと天のあいだに」 - 『ユリイカ』2023年11月号
- 「あの日のABC」 - 『文藝』2024年夏季号
対談
- 「受賞記念対談 村田沙耶香×宇佐見りん 進化する〝母と娘〞の物語」[1] - 『文藝』2019年冬季号
- 「第56回文藝賞受賞作『かか』『改良』単行本発売記念対談 宇佐見りん×遠野遥 受賞のとき何してた? デビューとは? ともに20代の受賞者ふたりによる、本音炸裂トーク!」[12]
- 「加藤シゲアキ『オルタネート』刊行記念対談 加藤シゲアキ×宇佐見りん 結局、描きたいのは「人間」でした。」[13] - 『波』2021年1月号
- 「宇佐見りん×遠野遥 文藝賞受賞して、その後どうよ?」[14] - 『文藝』2021年春季号
- 「作家は「小説の奴隷」になれるか…宇佐見りん・村田沙耶香、芥川賞受賞対談」[15] - 『読売新聞』2021年2月2日
- 「対談 小説は全てを受け入れる 金原ひとみ+宇佐見りん」 - 『新潮』2021年8月号
- 「対談 小説の始まりはどこ? 朝吹真理子 宇佐見りん」[16] - 『新潮』2021年9月号
- 「中上紀×宇佐見りん 響き合う「こもり」の文学」 - 『文藝』2022年夏季号
- 「芥川賞と私たち 高瀬隼子×李琴峰×宇佐見りん」 - 『文藝春秋』2023年4月号
- 「田中慎弥×宇佐見りん 足搔きながら言葉を紡ぐ」[17] - 『すばる』2023年9月号
- 「特別対談 山田詠美×宇佐見りん 人間のややこしい部分をこそ、言葉に」 - 『文藝』2023年冬季号
出典
“吉田都×宇佐見りん”. NHK (2021年6月19日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月25日閲覧。