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妖女の時代は、1988年公開の日本映画(劇場公開日は1988年10月29日[1])。遠藤周作の小説『妖女のごとく』を大森一樹が脚色し長崎俊一が監督した[2]。本多俊之が音楽を担当。第12回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞(片岡鶴太郎)受賞[3]。
御曹司の柳沢徹は、麻酔医・大河内葉子に一目ぼれし、結婚まで考えていた。柳沢は親しい関係にあった製薬会社の元社員・辰野吾郎に彼女の身辺調査を依頼する。病院内での葉子の評判は良かったが、ある日、辰野は麻酔で相手の意識をもうろうとさせたうえでSMプレイに興じているのを目撃する。 その後、葉子の双子の姉である精神科医・宮沢裕子と出会い、葉子が解離性同一障害である旨を知らされる。 その矢先、葉子が関与したと思われる殺人事件が発生し、辰野は裕子の夫・宮沢義助に話を聞くが、今度は裕子が解離性同一障害であり、葉子が無実だと言われてしまう。
そうこうしているうちに、辰野の恋人である仲田君子が裕子に誘拐される。辰野は葉子とともに裕子の屋敷に入り、ドタバタの末に葉子が裕子を殺す。 一件落着かと思われたが、捜査に当たった犬丸刑事は、本当に葉子が生き残ったのか疑問視する。 それを裏付けるかのように、アメリカの新しい病院に裕子が赴任していた。
ほか[3]
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