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台湾では市内を運行する路線バスを一般に「公共汽車」の略称である公車(市区公車、あるいは県市区公車)[註 1]、中距離輸送の路線バスを公路客運もしくは長途客運、中長距離輸送の高速バスを国道客運と称する。またバス事業者は客運公司と称する。バス停は「站」[註 2]、バスターミナルは「客運站、公車站、転運站」などと表記される。
地方政府の交通局により管轄されている。運賃は地方政府が決定し、それぞれに均一料金、区間料金、従量料金などの体系が存在している。路線系統は3桁未満の数字が基本だが、直轄市の一部で他県市を跨ぎ、かつて公路総局管轄だった委譲路線は4桁のままで運行しているものもある。 また、台北市では台北市交通局傘下の台北市公共運輸処により管轄され、一般に聯営公車と称されている。路線の特徴に従い一般、小型、捷運連絡路線と更に細分化されている。高雄市では高雄市政府交通局により管轄され、一般に市公車と称されており、ここでも路線の特徴に従い一般、小型、地下鉄連絡線と細分化されている。
2016年末現在、澎湖県を除いては全ての県市轄バスでIC乗車カードのうち悠遊卡(Easycard)、一卡通(iPass)が、一部の県市轄バスではさらに愛金卡(icash2.0)、有銭卡(HappyCash)も利用できる。
交通部公路総局により管轄されている。運賃体系は従量制となっている。系統番号は原則4桁の数字が割り当てられている。
中長距離路線の事業者には国営の台湾汽車を民営化した国光客運のほか、統聯客運、高雄客運、和欣客運、日統客運などの民間企業があり、台湾全土を連絡している。
東海岸にも2007年の高速道路開通から葛瑪蘭客運が、続いて首都客運が雪山トンネルを通って、台北方面とを結ぶ高速バス運行を行っている。
運行本数は極めて多く、一部路線では24時間運行している。また運賃も空路や鉄路より廉価であるため、台湾での利用頻度の高い交通手段となっている。
長距離バスは、多くの路線で高速道路を使用する国道客運、いわゆる高速バスとなっている。
乗車券は各営業所および各バスターミナル、コンビニで購入でき、一部路線ではインターネットでの予約・支払、各IC乗車カードの利用が可能。
2016年に台北市と高雄市で、2018年に台南市で定期市内観光バス路線が開設された。いずれも2階建て車両によるオープントップバス。
通常の公路客運路線を補うために公路総局ではなく交通部観光局の管轄で台湾好行という名称の路線が各地に設定されている。 多くは各事業者のバスターミナルではなく、台鉄や台湾高鐵の駅を発着、鉄道と連携することで外国人を含めた観光客の便宜を図っている。 事業者にもよるが、各種IC乗車カードも大半が利用可能。運賃は総じて高めに設定されている。
公路客運(市外バス)・国道客運(高速バス)用のターミナルは轉運站(転運站/転運駅)、轉運中心站(転運中心站)、客運站(客運站/客運駅)、總站(総站/総駅)と呼ばれる。
その他の都市では、各バス会社が独自にバスターミナルを設置している。近年では、駅周辺の区画整理事業とともに、バスターミナルを建設し、そこに集約する傾向にある。
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