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北松浦半島
佐賀県・長崎県にまたがる半島 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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北松浦半島(きたまつうらはんとう)は、九州北西部、佐賀県伊万里市から長崎県佐世保市を結び、北西に突出する半島。半島の殆どが長崎県に属し、北松浦郡を構成したことから、郡名を略して北松地方(ほくしょうちほう)と呼ばれる。
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西日本に於ける旧石器・縄文遺跡の宝庫で指標となるものも多い。全国最多の岩陰・洞窟遺跡がある[1]。自然水銀・角水銀鉱[2]・辰砂・黒辰砂(いずれも相浦)[3]、黒曜石(伊万里市の腰岳・松浦市の牟田・佐世保市東浜)・六方石(俵ヶ浦半島)の産出地でもあり、世界最古級の豆粒文土器・隆起線文土器などの縄文土器も出土。隆起線文土器・腰岳の黒曜石・大型石斧(相浦の門前遺跡[4] [5] [6]製)などが、北松浦半島縄文人によって朝鮮半島にも持ち込まれ、朝鮮半島で最古のものである。