北 博昭(きた ひろあき、1942年10月1日[1] - 2022年12月23日)は、日本の政治史学者。大阪経済法科大学客員教授を務めた。日本近代史専攻[2]。
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鳥取県倉吉市生まれ。東京都立大学大学院(政治学)修了。二・二六事件の記録を東京地検に開示請求して発見する[3]。
2022年12月23日、病気のため死去[4]。80歳没。
- 『日中開戦 軍法務局文書からみた挙国一致体制への道』中公新書 1994
- 『軍律法廷 戦時下の知られざる「裁判」』朝日選書 1997
- 『二・二六事件全検証』朝日選書 2003
- 『戒厳 その歴史とシステム』朝日選書 2010
- NHK取材班と共著『戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか』 NHK出版 2013、新潮文庫 2016
編著
- 『二・二六事件 判決と証拠』伊藤隆共編、朝日新聞社 1995
- 『十五年戦争極秘資料集 5 東京裁判大山文雄関係資料』不二出版 1987
- 『十五年戦争極秘資料集 12 軍律会議関係資料』不二出版 1988
- 『十五年戦争極秘資料集 20 海軍法務資料 馬塲東作綴』不二出版 1988
- 『十五年戦争極秘資料集 23 国民義勇隊関係資料』 不二出版 1990
- 『十五年戦争極秘資料集 27 陸海軍省法務局長巡察報告』1990
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻6 盧溝橋事件期支那駐屯憲兵隊 重松関係文書』 不二出版 1998
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻8 軍隊警察の対立と憲兵隊司令部 重松関係文書2』 不二出版 1998
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻10 戦後の皇軍 重松憲兵少佐綴』 不二出版 1999
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻14 軍律法廷審判例集』 不二出版 2001
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻18 十五年戦争末期国内憲兵分遣隊報告』 不二出版 2002
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻26 五・一五事件期憲兵司令部関係文書』 不二出版 2006
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻42 憲兵隊が記す日中開戦時の国内状況』 不二出版 2013
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻43 内外地憲兵隊にみる検閲錬成』 不二出版 2014
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻45 海軍軍法会議判例類集』 不二出版 2015
- 『十五年戦争極秘資料集 補巻46 陸軍軍法会議判例類集』 不二出版 2015-2016
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 4 興亜青年勤労報国隊東朝義記録』 不二出版 1991
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 5 火焔樹-東南アジア強制労働下の機関誌』 不二出版 1991
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 7 支那駐屯憲兵隊関係盧溝橋事件期資料』 不二出版 1992
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 10 昭和十年前後期支那駐屯軍憲兵部文書』 不二出版 1992
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 14 満州建設勤労奉仕隊関係資料』 不二出版 1993
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 16 興亜学生勤労報国隊関係資料』 不二出版 1994
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 19 学生義勇軍関係資料』 不二出版 1994
- 『十五年戦争重要文献シリーズ 20 二・二六事件警察秘録』不二出版 1995
『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.184。
『戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか』p38