勝利の聖母
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『勝利の聖母』(しょうりのせいぼ、仏: La Vierge de la Victoire、英: Madonna della Vittoria)は、初期イタリア・ルネサンスの巨匠アンドレア・マンテーニャが1496年ごろ、キャンバス上にテンペラと油彩で描いた祭壇画である。玉座の聖母子をその両側にいる6人の聖人、および絵画の寄進者であるマントヴァ公フランチェスコ2世・ゴンザーガとともに描いている。作品は元来マントヴァにあったが、ナポレオン戦争中にフランス軍に略奪され、パリに持ち去られた[1]。現在、ルーヴル美術館に所蔵されている[1][2][3]。