中古日本語
平安時代中期に用いられた日本語 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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中古日本語(ちゅうこにほんご)とは、上代日本語と中世日本語の間に位置する、日本語の発展における一段階である。平安時代中期に用いられた。日本語の文語体の基礎となる言語である。
概要 中古日本語, 話される国 ...
中古日本語 | |
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話される国 | 日本 |
消滅時期 | 11世紀末期に中世日本語へ発展。 |
言語系統 |
日琉語族
|
表記体系 | 漢字、万葉仮名、平仮名、片仮名 |
言語コード | |
ISO 639-2 |
- |
ISO 639-3 | — |
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平安時代の初期(10世紀)に日本語を記したものは漢文・変体漢文と訓点資料(漢文訓読を記号・文字で記した資料)・古辞書を除いて残存資料に乏しく、実態ははっきりしない。一方平安時代末期(11世紀末ころ〜12世紀)には中期とは異なる現象が現れ始め、「院政期」と呼ばれる。院政期は後の鎌倉時代と似た特徴を持ち、「院政鎌倉時代」と一括して考えることがある。従って「中古日本語」という時は平安時代の中期を中心に、初期も含めるが、院政期を除いて考えるのが一般的である。そして院政期は「中古」に対して「中世前期」と呼ばれる。